若草学園の実践ブログblog

子どもの成長を振り返る

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私事ではありますが、この春3月に息子が保育園を卒園します。

定員30名の保育園ですので、今年度の卒園児童も5名のみです。

私は、子どもが2人いて、上の子どもは小学生ですので、

保育園生活も、これが最後となります。

卒園式もコロナウイスの影響で規模縮小となり…

元々、小規模の保育園だったのに在園児も来賓の参加もなく、

卒園児5名、保護者も各家庭2名まで、それに先生…だけで行う

寂しい卒園式になりそうです😢(もちろん謝恩会も延期です💧

 

そのため、少しでも感動の卒園式にしようと思い、

卒園児の保護者に呼びかけ、ムービーを作ることにしました。

皆さんに写真を持ってきてもらい、現在作成中です。

夜な夜な子ども達の写真を見ながら、すでに涙が溢れて止まりません…💦

 

初めて保育園に行った日は、泣いている我が子と離れるのが寂しくて

親の私の方が泣きそうでした。

だんだん慣れて、笑顔で手を振って別れる我が子に

嬉しさと寂しさを感じました。

運動会や発表会では、泣いて抱っこばかりされていたのに…

いつの間にか、大きくなって、強くなって

笑顔で参加出来るようになり、ビデオを撮りながら涙が溢れました。

仕事で疲れて帰った時も、我が子の笑顔や

「ママ大好き💛」に癒されて、頑張ることが出来ました。

時には、叱りすぎて…泣きつかれて眠っている子どもの寝顔を見て

涙が止まらない夜もありました…。

子どもの課題(難しいところ)にばかり目を向けてしまって

落ち込んでしまったり、向き合いすぎて、ケンカして…

一緒に泣いてしまうこともありました。

保育園に通った6年間、たくさんの人に愛情深く関わって頂き

心も体も大きく成長することが出来ました!

 

こうして大きくなっていった子どもを振り返ると、

私の家族をはじめ、保育園の先生、地域の皆さん、保育園の保護者の皆さん

お友達、療育事業所の先生方…

私の子育ての悩みを聞いて下さった、私の職場の皆さん…など

たくさんの人に関わってもらったからこそ、

今があるんだなぁと改めて感じます。

子育ては、決して一人では出来なかった。

たくさんの人に育ててもらって、関わってもらってよかったと

心から思います。

 

今回、卒園という一つの節目を迎えることとなりましたが、

私の子育てライフは、まだまだ続きます。

悩みは尽きません…。

しかし、子どもと手をつなげるのは、いつまでなんだろう…

一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝ることが出来るのも、いつまでなんだろう…

そう考えると、これから子どもと向き合って関わっていく時間を

大切にしなければならないと改めて感じました。

これからも、一人で悩むのではなく、たくさんの人の力を借りながら、

子どものために出来ることをしていきたいと思います。

 

そして、同じように療育事業所(おひさま)に通ってきてくれている子ども達、

そのご家族の方も同じように、悩みながら頑張っているんだということを

しっかりと受け止めながら、

子どものために出来ることは?

子どもの思いは?

ご家族の思いは?

と常に考え、一つ一つの言動(支援)に責任をもって

関わっていけるよう日々努力しなければならないと

子どもの成長を振り返ることで、自分についても考える時間となりました。

 

 

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬