現在、新型コロナウイルスの影響で学校が休校となっていますね。子ども達も1日を学園で過ごし、始めの頃は
「休みだー!やったー」
と喜んでいましたが、休みが長くなるにつれ
「ひまー」「学校行きてー」
という声も出てきており、早くこの状況から脱して日常が戻ってくることを願うばかりですね。
園児のなかには休みに入ったことで、学校より学習プリント等たくさん持ち帰り、毎日コツコツ取り組む子・まとめて先に終わらせる子・ためこんでまとめて取り組む子と様々です。
朝の学習の時間に取り組んでいますが、ある小学生の男の子は早くに終わらせた友達のことが気になって仕方がなく、1人ではやる気スイッチがOFFのまま時間だけが過ぎていきます。どうしたらスイッチがはいってくれるか・・・。一緒に何問か進めていきながら、ふと
「字が上手になったよねー」
とボソッと放った言葉に
「そう!?じゃあもっとうまいの見せるよ!」
と反応があったのでこれはチャンス!と
「じゃあここまで書いて見せてね!途中見ない方が良いなら離れとくけど、どうしたらいい?」
「最後に全部一気に見せたいけん、あっちで待ってて!」
「わかった、じゃああっちいるけん出来たら持って来て!」
「わかった!期待しててね!」
とやる気スイッチオン!そこからは1人でスラスラと進めていき、あっという間に終わらせることができました。
今回はこの方法でうまくいきましたが、必ずうまくいくとは限りません。常に子ども達の動きや考えを予測しながら、どうやったらその子のやる気スイッチをオンにできるか、毎日が試行錯誤の繰り返しです。(時には子どものほうが一枚上手なこともありますが…笑)
また今日もどうやってやる気スイッチをオンにできるかを考えていきたいと思います!
入所部 後藤