子ども達のやり取りの中では、自分の感情を相手にぶつけることで、どこまで自己主張をしてよいのか…相手との距離の取り方を学んでいます。
ケンカや小競り合いが全くないというのは、返って自分の感情を押さえていたり、我慢していたりする様な気がします。
ケンカになっても自分の感情を相手にぶつけ、相手の反応を見ながらやり取りをする事で、コミュニケーションを体で覚えている様に感じます。その中で、相手が泣き出したり、嫌がったり様々な反応があります。その失敗の繰り返しの中でも、距離間や付き合い方を学び、だんだんと仲良くなる子ども達の気持ちを大切にして、支援していきたいと思います。
入所部 樋口