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映画「あやしい彼女」を見て

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コロナ禍で不用不急の自粛の中、ネット映画で「あやしい家族」が目に留まりました。主人公の70歳の女性が自慢の一人息子とその嫁、孫二人と同居しているところから始まります。

あることがきっかけで20歳の若かりし姿に戻ってしまいます。この頃の夢は歌手になることでしたが、女手一つで一人息子を育てることで精一杯でした・・・・・。子どもを抱きながら水仕事をしたり、泣く子を泣きながら抱きしめたりする回想シーンは、私も涙が出てしまいました。

さて、70歳から20歳になった彼女の歌声は、周りの人々を魅了していきます。孫とバンドを組むようになって、テレビに出演と夢が叶いそうになりますが・・・・・。落ち込む孫を励まし、立派に物事を成し遂げるシーンなど、家族について考えさせられました。

どこの家族でも、何かしらの問題や悩みを抱え、反発し合うこともありますが、単純に誰が悪いとか、良いとかは分からないことが多いと思います。ただ縁あって結ばれた家族ですから、大切に受け止めていきたいと思います。               

                                                                              相談支援センターいちばん星  半澤