若草学園の実践ブログblog

子どもと向き合う時・・・自分に問いかけること!

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先日、放課後等デイサービスの療育時間に、来所している子どもの学習支援(宿題の支援)に入った時のこと。

2年生の男の子でしたが、6時間授業の後におひさまに来ることも初めてで(1年生の時は5時間授業だったので…)体力的にも精神的にも疲れた状態で、活動や宿題を頑張っていました。そこに加えて宿題も難しくなり…ひっ算(繰り下がりの引き算)の問題でしたので、「もう残りは家でやりたい…。」と気持ちが折れかけていました。「じゃあ、一緒に考えようか。少しでも終わると、帰ってからが楽だよね~!」と声を掛けると、「うん!」との返事。もう少し頑張ってくれるとのことだったので、一緒に宿題を再開しました。

まずは、『1の位は引き算できないから、10の位から「10」を借りてこよう!』から始まります。斜線で数字を消したり、「10」を書き足したり、計算したり…と、やることもいっぱいです。その子なりに指を使って計算したりしながら、繰り返し取り組む内に自分で計算出来るようになってきました。

一つ一つ、躓くたびに声を掛けながら一緒に頑張り、何度も同じことを教えたり声を掛けたりしたのですが、もちろん頑張っている子どもさんに対してイライラすることはありません。むしろ、その子が自分で問題を解けるようになったことに喜びを感じるくらいです。

 

しかし、不思議なことに自宅で我が子に宿題を教える時には、このような気持ちの余裕はなく、「さっきも言ったでしょ!?」とついついイライラしてしまいます。

近くにいた子育て中のスタッフとも、「家で子どもにこんなに優しく勉強を教えたことはないね~。仕事では出来ても、自分の子どもには出来ないね~。」とお互いに話をしました。

 

療育では、事前の声掛け(見通しを持たせる)、褒める、肯定的に伝える、まずは子どもの気持ちを受け止める…など、意識して子どもと関わることが出来るのですが…

自宅に戻って我が子との関りになると、頭でわかっていても難しいのはなぜなんだろう?

➔もちろん、私が未熟すぎて修行が足りないのが一番の原因とは分かっています(;^_^A

 

以前、アンガーマネジメント研修にも参加させて頂き、怒りのピークは6秒間なので、

「怒り」を感じたら6秒間数える(やり過ごす)こと!

と教わりました。もちろん、最初は実践しようと頑張っていましたが、日々の生活の中でついつい忘れてしまう…というか、子育てに関してイライラの場面の多いこと、多いこと…💧

宿題、遊びからの切り替え、片付け、食事…など、全てのことにおいて、気になることばかりです。

 

日々のイライラを自分でも感じていたところ、コンビニでふとある本に目が留まりました。

そこには、「マンガでよくわかる 子どもが変わる 怒らない子育てとありました。

思わず手に取り、即購入。

まだ、完全には読み込んでいませんが…パラパラとかいつまんで読んでみると、目からウロコ!でした。

 

私は「~すべき」というマイルールが多すぎ(強すぎ)て、それを子どもにさせようとしてイライラしてしまい、心の枠が小さくなっていました。誰かの言動にイライラした時「それって誰が決めたの?」とまずは自分に問いかけてみること、「それって誰の都合で怒ろうとしているの?」と問いかけて考えていくことの大切さをこの本から学びました。私が感情的に子どもを叱ってしまう場面の多くは、この本に書いてあったように、自分の都合や自分の感情を表出させるだけの自己満足な怒りになっていたと気付かされたのです。

 

もちろん、未熟な私はまだまだ上手くいかずに、毎日のように我が子を叱り、子どもとケンカしていますので、この本をしっかり読みこんで、少しずつ実践してみなければ!と思っているところです。

私と同じように、子育ての大変さやイライラしながらも「変わらなければ」と思っている保護者の方は多いと思います。このイライラ(負のスパイラル)から解放される方法をまずは、自分で実践して、保護者の方にもお伝えしていけるように…

自分自身と、そして子ども達と向き合っていきたいと思います。

 

 

              児童発達支援センターおひさま 河瀬