若草学園の実践ブログblog

元気いっぱいに

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 朝晩は涼しくなり、時には肌寒くも感じ秋の色が濃く感じられる季節になってきましたが、体調管理も難しくなる季節にもなってきます。秋への季節の移り変わりを堪能しながらも体調管理には気を付けていきたいですね。
 また、新型コロナウイルスにおいても、熊本県のリスクレベルが『特別警報のレベル4』から『警報のレベル3』へ引き下げられましたが、終息したわけではありませんので引き続き十分気を付けながら日々の感染症対策を継続していく必要があります。

 さて先日、子どもが持っていた朝顔の花の種を一緒にプランターに植えました。本来であれば春先から夏にかけて植える種ですが、どうしても植えたいとのことで一緒に植えることにしました。時期外れでもあり、また朝顔の種は「確実種皮」といって、種皮が硬く水分を種子の内部になかなか浸透させないため、発芽できない性質を持っており、そのため発芽させるには「芽切り」という種に傷をつける必要があるそうです(発芽するか心配だったので植えた後に調べました・・・。)。

 時期もずれている・・芽切りもしていない・・このまま発芽しないのでは?子どもはがっかりするのでは?せめて芽切りだけでもと思っても、もう種は土の中でどこに種があるのかよくわからない・・もう後は植物の生命力にかけるしかないと願いながら子どもと一緒に水やりをしていると、なんと3~4日で発芽しました。子どもも大喜びで毎日の水やりを楽しみにしています。これから段々と冷え込んでくるので心配ですが今のところ元気に育っていますので、このまま開花してくれるといいなと思います。

 時期がずれていても、植え方が間違っていてもしっかり成長した朝顔の生命力のように、元気いっぱいに成長していく子ども達になってほしいと感じました。
(朝顔のプランターは駐車場入り口にあるので時間があるときは成長を見て頂ければと思います)

                              入所部 藤本 隆司