おひさまで過ごす時間は限られています。
その中で、一人ひとりに合った支援を行っていく事は、
「療育」の1番大切な事かもしれません。
大人は、1日のスケジュールをある程度、頭の中に入れて
過ごす事は可能ですが、子どもにとっては難しい事です。
おひさまに通っている子ども達の中には、言葉だけで説明しても
なかなか理解が難しかったり、最初、もしくは最後の言葉だけが
残ってしまい、指示の全てを聞き取れていなかったり・・・という事があります。
そこで、今取り組んでいるのが、手書きの自分だけのスケジュールを
準備し、スタッフと一緒に取り組み、出来た所には花丸をつけていくというものです。
手書きというところと、スタッフが一緒にというところに意味があります。
児童発達支援の子ども達の発達年齢では、1日のスケジュールは長すぎるので、決められたパターンのスケジュール提示では頑張れない・・・
という事が多いと感じていました。
手書きにする事で、途中での変更も話し合ってすぐに書き込めますし、
困った時には、側にいるスタッフに尋ねる事が出来ます。
出来た事はリアルタイムで花丸が貰えるので、褒められた感がたっぷりです♪あの「できた!」の笑顔を見るとこちらまで「やった~★」と自分の事の様に嬉しくなります。
これを丁寧に続けて行く事で、小学校に行った時には、皆と同じスケジュールで色んな事に頑張れるのではないかな?と期待しているところです。
児童発達支援は、とにかく1つ1つ丁寧に関わって、寄り添っていく事が、後の人生の生きる力に繋がると信じて、毎日取り組んでいます。
これからの成長が楽しみでなりません♪
児童発達支援事業 江藤