♫おやまに あめが ふりました~ あとからあとからふってきて~
ちょろちょろおがわが できました♫
これは『あめふりくまのこ』の歌詞です。
2番の歌詞は
♫いたずらくまのこ かけてきて~ そうっとのぞいてみてました~
さかながいるかと みてました~♫ です。
我が家の長男が3歳の頃、保育園で歌を聴いてきて「お魚がイルカさんと見てたんだって!」とニコニコ話してきました。
私の思考では考えつかないこの発想!!
思わず魚がイルカさんと小川を覗いている情景を思いうかべ、笑ってしまいました😋
音の認識や文字を獲得していると、無意識に単語や助詞を認識し理解していきますが、3歳頃の音の認識が未熟な頃には、耳からの情報を聞こえたまま処理してしまいます。
なので、このような聞き間違えや捉え違いが生じるのです。
我々、大人でも初めて聞く言葉や知らない言葉では同じようなことが起こりえます。
このエピソードから改めて「日本語って難しい・・・でもおもしろい!!」と気づくことができました♪
我が子やおひさまの子どもたちと関わる中で毎日、思わずクスっと笑えるかわいいやりとりやとびかうことばの数々、「え⁉そんなふうに考えるの?」など新たな発見をもらうことができ、幸せだなあと感じています!ことばの専門家として「固定概念や先入観にとらわれずに、柔軟に」をモットーに、これからも楽しく子どもたちとコミュニケーションが図れるよう、努力していきたいと思います😊
児童発達支援事業 言語聴覚士 佐藤朱加