若草学園の実践ブログblog

新年のご挨拶

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

新年明けまして おめでとうございます🎍

 

今年のお正月は、コロナ流行で、昨年と違う生活になりましたが、楽しいお正月を迎えていらっしゃいますか?

 

お正月が来るたびに「あ~うちの子は、また大きくなった」と感じませんか?

年が経てば、子どもは大きくなりますよね😊

 

昨年3月までは放デイにいましたので、4月より児発の子ども達の支援をさせて頂くようになり、約9か月が経ちます。

最初は「私、やっていけるかなぁ?」と、とても~とても~不安で一杯でしたが、無我夢中で頑張ってきました。昨年を振り返りますと、4月から「あずきのお部屋」を利用される子どもさんを3人担当しています。

担当しているNさんのお話をしていきたいと思います。

集団生活は初めての経験だったと思います。お集まりや活動などで、椅子に座っての参加が難しいこと、物に対して執着心があり、気持ちの切り替えが難しいことがありました。

スタッフ間で、1日の振り返りで「ああでもない、こうでもない」と色んな支援を考えてきました。

まず一つ目は、おひさまに慣れ、椅子に座れたらOK!!を目標にして、慣れるまではスタッフと一緒に座り、様子を伺いながら支援をしてきたところ、少しずつ集団生活に慣れ、1人で椅子に座ることが出来るようになり、「Nさん!」と名前を呼ぶと、大きな声で「は~い」と手を挙げてお返事をしてくれるようになりました。お歌も歌ってリズムを取りながら、体を思い切り動かしてとても~可愛らしい笑顔😊💕で楽しんでいる姿を見ると👀癒されています。

二つ目に、物に対しての執着心があり切り替えが難しいことでは、おひさまにあるくまのぬいぐるみが大好きで、来所されたら、直ぐに「くまちゃん、くまちゃん」と言われ、くまのぬいぐるみを持っていると安心される様子でした。活動と外遊びの際は、手に持っていると転んだりしてケガに繋がると危ない為、カゴに入れておくように伝えてきました。「いやだ~いやだ~」と泣き出されることもありましたが、Nさんなりに「くまちゃんを置かなきゃ~」と心の中での格闘していることが伝わって来ました。約9ヶ月、繰り返しスタッフとのやり取りの中で練習してきたことで、最近ではくまのぬいぐるみをカゴに入れて、活動や外遊びを楽しむことが出来るようになってきています。

さまざまな出来事でも、しっかりNさんと向き合って話をすることで気持ちの切り替えができる場面が増えて来て、色んな事が出来るようになって子ども達の成長を感じます…それは、私たちにとってかけがえのない喜びの1つです(*^-^*)

そして、子ども達からいつもたくさんの「ありがとう」という言葉を頂きます。

子ども達の成長を手助けしながらも、実は、子ども達と一緒に成長をさせて頂いているのは私なのかもと思うこの頃です。「こちらこそ本当にありがとうございます」

 

子ども達の気持ちに寄り添いながら、子ども達の為に、発達と成長に役立つ支援をして参ります。今年も、どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 森崎