若草学園の実践ブログblog

年末年始

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学園の年末年始の食事を紹介します。

年末年始は、通所がお休みに入り、また入所の子ども達も帰省をする子も増えます。年末年始は子ども達の好きなものを出来るだけ出すようにしています。昼食には、スパゲティやハンバーガー、チャーハンなど、普段なかなか出せないメニューを提供しました。家庭では、休日の昼食などによく出るメニューですが、学園では人数の都合上、珍しいメニューです。夕食にも、普段から人気のチキン南蛮や大晦日には年越しそばの代わりに、年越しうどんを提供しました。うどんの具は、えび天にお肉、ちくわの磯部揚げなど具だくさんです。子ども達も喜んで食べてくれました。食べた後、下膳に来た子どもたちは「ごちそうさまでした。美味しかった!良いお年を!」と言ってくれました。大晦日はとても寒い一日でしたが、子ども達のおかげで嬉しい気持ちで仕事を終えることができました。

 

元旦は、おせちから始まります。おせちの意味を説明してもらいながらの朝食となりました。2日までは、通常とは異なる給食提供になるので、現場の職員に協力してもらいながら行いました。今年は、コロナの影響で外出・外食する機会が少なく、子ども達からも様々な要望が出ていたので、できる限り要望に沿えるように職員で考えました。オードブルや巻き寿司・手巻き寿司、焼肉、パン、ドライブスルー昼食など、家庭でも食べるような内容にしました。学園内で年末年始を過ごす子ども達も普段とは違う食事を食べ、特別な気分を味わってくれたらいいなと思い、準備をしました。

年明けに出勤すると、子ども達の中には「あけましておめでとうございます。今年もお願いします」と挨拶をしてくれる子もいます。その他にも「オードブル、嬉しかった。」や「朝ごはんのパン、初めて食べた種類だったけど美味しかったよ。」と話してくれました。年末にかけて、仕事も慌しくなる中での準備でしたが、職員同士で子ども達のために意見を出し合って工夫ができてよかったなと思います。卒園後に、年末年始を過ごす際に少しでも学園での食事を思いだしてくれたらなぁと思いました。

入所部  厨房 野口