若草学園の実践ブログblog

「愛される経験」

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Sちゃんが来てから、3カ月が経とうとしています。来てすぐは、人見知りが激しく若くて可愛い女子職員にしか懐かなかったSちゃん。 どうにかして心を開いて貰おうと、女の子たちとあの手この手でチャレンジ!!

まずは、幼児が大好きな「いない、いない・ばあのピカピカブー」を歌いながら踊ると、ちらっと見てニコッ(*´▽`*) やったーと思い、次は?次は何しよう。何が喜ぶかな?とだんだん欲が出て来てしまいます。手遊び、体遊びと知ってる限り一緒に遊びました。時折、声を出して笑い出すSちゃんを見て、皆も自然に笑顔が溢れます。👼

休み明け、私の事覚えているかなー?とドキドキしながら「〇〇ちゃん、ばあばだよ」と声を掛けると、にたっと笑顔がー。覚えててくれてありがとう。と言いながら、抱きしめるとギュッと返してくれます。そんな可愛いSちゃんですが、思いが通らないと「いやっ」

「だーだー」と仰向けになりジタバタしながら大声で泣き出します。

よく、「三つ子の魂百まで」と聞きますが、しつけ?と疑問に思い調べてみました。

3歳までに、安心できる環境の中で愛情に包まれて育つ「愛される経験」。愛されることで人を信じる心を持つことができ、自信を育むことに繋がっていくそうです。

Sちゃんの行動範囲の広がり、表情の豊かさを見ると、皆の「愛情」を感じてくれてるんだな。

と嬉しく思いました(*^-^*)

 

入所部     藤本 征子