若草学園の実践ブログblog

やる気スイッチ☆

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今年も残すところあとわずかになりました。

12月は師走という名の通り、毎日があっという間ですね💦

熊本は新型コロナ感染者数も以前に比べると落ち着いてきており、去年の今頃よりは、クリスマスや年末年始といった楽しい前向きな話題がいろんなところから聞かれるようになっている気がします。

 

最近の子どもたちの何よりの楽しみは、サンタさんからのプレゼントのようです✨

活動時や生活の中で、なかなか気持ちが乗らない様子が見られた時には、「かっこいい〇〇くんの事、サンタさんが見てるよ!」と声を掛けると、やる気スイッチが入るお子さんも多いです😊︎

あずきのお部屋の活動では、音楽遊びでクリスマスソングに合わせて歌ったり演奏したり、制作ではクリスマスリースを作ったり・・・今週はクリスマスパーティーと季節の行事が盛り沢山です🎅楽しむ中で、やりとりの練習や、手先を使う機会等を作り、一人ひとりの個別支援計画に沿ってねらいを定め、支援に当たれるよう考えています。

 

子どももですが、大人の自分もやる気スイッチが入ればなんとかするべきことに向き合えます。私は、ギリギリにならないとやる気スイッチが入らず💦焦って取り掛かることが多いので、計画性を持って取り組むことが通年の課題です(笑)

子どもたちと関わる際、単にするべき行動を伝えても、スムーズに行動に移すことが難しい様子が見られます。やればできる!ことも少なくないはずですが、そこでいかにやる気スイッチを押せるか、大人の関わりが重要だと感じます。クリスマスを楽しみにしているお子さんには、今の時期であればサンタさんパワーは絶大だと感じます🎅

しかし、サンタさんパワーでやる気スイッチを押すにも、「もう!そんな風にしていたらサンタさん来ないよ!」と言われるのと、「〇〇を頑張ったらサンタさん来てくれるかも!」と言われるのでは、子どもの受け取り方も随分と変わってきます。

より「できた!」を感じられるには、後者の言葉掛けの方が効果的ですよね😊自分が子どもの立場になって考えても、出来れば後者の伝え方をして欲しいな〜と思います。

そんな優しい言葉掛けでは行動してくれない!という場合にも、そこで諦めずに、「先生はサンタさんに来て欲しいから〇〇頑張ろうっと!」と、実際に楽しくやって見せる中で興味を惹いたり、実際にどんなプレゼントが来ると嬉しい?と一旦気持ちを楽しみに向ける事で、やる気になってくれた時には「よし!」と心の中でガッツポーズです✨そして、頑張ったことはしっかり言葉にして褒める事で、「次も頑張ろう!」と思ってもらえるように関わっています。

おひさまでいろんなことにチャレンジし、頑張っている子どもたちのところに、サンタさんが来てくれることを祈っています♪

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 奥村