若草学園の実践ブログblog

ふわふわ言葉とちくちく言葉

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2022年を迎え、おもちクラスでは書き初めをしたり、すごろくや福笑いをしてお正月を楽しく過ごすことが出来ました♪

 

今週の活動では、ソーシャルスキルトレーニングで、“ふわふわ言葉”と“ちくちく言葉”について学んでいます。普段から、周りで沢山の言葉が飛び交い、新しい言葉を吸収する子ども達。中には良い言葉と良くない言葉の判断が難しく、相手を傷つけてしまう言葉を覚えることもあるでしょう。

 

今回は、子ども達からよく聞かれる言葉も含め、様々な言葉を提示し、言われて嬉しいふわふわ言葉か言われると嫌な気持ちになるちくちく言葉かを一緒に考えてみました😊

 

始めて行う活動だった為、準備をする際、言葉だけで“ふわふわ”“ちくちく”と説明しても子ども達はイメージしづらいかもしれない…と思い、同じクラスの職員と話し、ふわふわ言葉に嬉しい表情のイラストを付け、ちくちく言葉には悲しい表情のイラストを付けました✨あとは、お友達との実際のやりとりをイメージしやすくするにはどうしたらいいのだろう…と他の職員に相談すると、「人形を使って簡単なやりとりの劇をして見せると分かりやすいのでは?」とアドバイスを頂き、それも取り入れてみることにしました(*^^*)

 

活動が始まり、人形を使って劇をしながら話すと、みんな釘付け👀✨で、いつもより注目して聞いてくれました!劇の後、「今○○君のことお前って言ったね。お前ってちくちく言葉かな?ふわふわ言葉かな?」と聞いてみると、沢山手が挙がり、みんな積極的に答えてくれました😊

 

活動の後、子ども達にも変化が見られ、「めんどくさい」とよく口にするA君も、「め…」まで言うと、ハッと気づき、「やっぱ違うよ😅」と言ったり、お友達と協力して行う遊びの際には「ここに置いたらいいよ」「~してあげるね」と子ども達同士で声を掛け合う姿も見られました✨

 

今後も活動を通してコミュニケーション力を伸ばし、みんながお友達と仲良く楽しく話せるよう、手助けが出来たらと思います😊

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 東