若草学園の実践ブログblog

人の痛みを知る事

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私は小学校1年生から高校まで空手を習っていました。

1987年6月12日1040gと未熟児で産まれました。保育園に通っているころは体が小さく周りの友達からは、よくからかわれたものです💦

小学1年生の時金曜ロードショーで「ベストキッド」という空手の映画がありました。この映画をきっかけに『空手を習って強くなりたい』と思い習い始めました。

空手の練習は相当きつかったです。当時は指導者も勝つための練習のみだったので、試合に負けたら即帰って練習でした。同じ道場生も一緒に汗をかき、涙して今ではいい思い出です。

高校に行き空手部に入りました。その時に空手を『何度もやめたい』と思いました。空手を高校最後まで続けれたのも、家族・恩師はもちろんですが、小学校の頃から高校まで一緒に空手を習っていた弟の存在です。空手を通して気付いたことは『人の痛みを知る』ことでした。打たれる相手も痛いのですが、打つ本人も痛いのは一緒でした。

 

おひさまで働かせてもらい療育で武道に繋がることが多々あります。

また、施設長がよく言われていた『子どもの視点に立ってみて。子ども達の世界に飛び込んでみてください』も意識してみると、子どもたちの表情や言葉『今日学校楽しくなかった』『先生に怒られた』等、言葉で話せなくても体の力(力んだり、力を抜いたり)で分かることがあります。

 

子どもたちが家族以外の人(職員)に相談することはその人を信用しているからだと思います。人の痛みを知り、その人の視点に立ち客観的に相手の事知ることができたらいいですね(*^-^*)

放課後等デイサービス おひさまぷらす 田島