若草学園の実践ブログblog

愛犬のトイレトレーニングから得られたもの

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我が家には、4歳5ヵ月になる愛犬がいます。

家族同然で我が家の次女として生活しています。

体重約10kgの中型犬で犬種はビーグルです。とっても美人です♪

日中は家に誰もいない事が多いので、外で生活しています。家族の誰かが帰って来ると室内に上げるという飼い方をしています。外にいる時は庭で排泄をし、室内にいる時はゲージの中で排泄するのですが、2ヵ月位前まで室内に居る時は、カーペットでおしっこをしてしまったりする事もしばしば・・・でした。

しかし!最近100%ゲージの中でしてくれる様になりました♪

昨日も、ゲージに入っていく所を見たので、こっそり見ていたらバッチリ成功していて、思わず「○○~!えらいね~!!おしっこゲージでしたの~?」と1オクターブくらい高い声で褒め、ムギュ~っとしました。愛犬もそれはそれは嬉しそうに笑っていました。

きっと、心の中は「やった~!できたぞ~!ほめられたぞ~!」っていう気持ちだったのでしょう。

一緒に喜べたことがとても嬉しくて仕方ありませんでした。

犬は、生後1年で、人間でいうなら成人を迎えます。だから、最初の半年が躾をする1番大切な時期だと勝手に思っています。

☆待て ☆おすわり ☆お手 ☆おかわり などは6ヵ月以内にマスターしました。

室内でのおしっこだけが、なかなか100%成功とはいかず、少し諦めかけていた時もありました。

でも、そんな時に私の心のスイッチを押してくれたのは、まぎれもなく愛犬です。

「○○がおしっこを100%成功出来たら本人も嬉しいだろうなぁ。」

と愛犬の立場になって考えた時、これからでも伝え続けたらきっと素敵な未来が待っているんじゃないかなぁと思う様になり、これまで頑張ってきました。

ふとした瞬間に成功する事が出来、諦めない事、伝え続ける事の大切さを学びました!

他にも出来る事がたくさん増えました~♪

紹介しま~す!

☆「ご飯」と言うと直ぐに食べ、庭に出し「ウンチだよ!」と言うと、直ぐにウンチをし、

 出たら「ワンワン!でたよ!」と室内に居る私たちに知らせてくれる。

☆ゲージの中に居て出して欲しくて吠える時は「ねんねだよ!」と数回言うと、諦めて静かに寝ます。

☆「タッチ!」と言い両手の平を出すと、両手でタッチしてきます。(食べ物がある時、遊んで欲しい時に限ります。)

☆おもちゃと言うとおもちゃを探して来ます。

☆「ハウス!」と言うとゲージに入ります。

☆ボールで遊んでいる時、「ちょーだい!」と言うと口を開いてボールをくれます。

これだけ出来る事ようになったんです!

私は、この子みたいに成長できているだろうか?と思ってしまう日々です。

人間死ぬまで勉強とは良く耳にしますが、これからも愛犬からパワーを貰って、精進して参りたいと思います。

これからも、私と愛犬らしく楽しく学んで、出来る事を増やしてあげたいと思っています。

教える時には叱るのではなく丁寧に伝え続ける事、方法を分かり易く教えてあげる事、出来た時には、リアルタイムで褒める事、失敗した時には励ます事、たまには悪戯もします。そんな時は毅然とした態度で、ダメなものはダメだと短く伝える事(譲らない事)など・・・信念を持って続けていきたいです。

あれ~?

これって、私の仕事をする上での思いに似ているか・・・も・・・???

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  江藤