若草学園の実践ブログblog

絵本の魔法

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子供たちは、夏休みに、色々な活動で過ごしていると思いました。入所のちび子たちは、絵本を読む活動に中心しました。毎日、午前一冊絵本を読ませたり、話したりしました。ある日、でっかい絵本をもらいました。ちび子たちは、ものすごく喜んで、「絵本を読ませて」と声を掛けました。でかい絵本の絵を見て、みんな「ふうあああ」とさけばれていました。話を始まって、みんなの目をじっと、でっかい絵本の絵を見ました。ニコニコしながら、「大好き 絵本!!」とひとりの子どもを言いました。次の日に、またお願いが出て、「でっかい絵本を読んで」と言いました。でっかい絵本を読んだ後、ちび子たちに、「うまちゃんが、なにをいすに置いていますか」と聞いてみたら、みんな、「どんぐり」と叫びました。「素晴らしい!!ちゃんと話を聞きましたね」と思いました。

子どもは、絵本をよんでもらいながら、いっしんに絵を見ています。子どもにとって絵本は、生まれて初めて出会う美術だと思います。美しいものへ感情を育て、美しい思いを心に残されていると思います。でっかい絵本は、たった今、1ヶ月間に読んであげました。ちび子たちは、まだまだ本を聞かせてほしいと言いました。その時読んだ絵本のお話は、暗記になりましたけれど、「でっかい絵本を読ませて!!」とお願いが出ました。絵本を読ませると、子どもの笑顔を見て、大変嬉しかったと感じがします。私にとって、絵本を聞いていると、不思議と穏やかな気持ちになると思います。「やっぱり絵本に魔法の力がありますね」と感じました。

 

                       

 入所部 デウィ