「まさかの大発見?」(しらかわっこクラブ)
先日の雨上がり、芝生の広場で遊ぶ学童さん達。野球をしたり靴飛ばしで誰が1番か競いあったりとのんびり過ごしています。すると何処からか
「おっ捕まえた!」
「そっちいったぞ」
と声が、声の方をみてみると
「雨上がりにできる水溜まりです」
この水溜まりでいつもの虫取り名人達が何かを必死に捕まえていました。えっ何かいるの?と聞くと
「なんか分かんないけど泳ぐ虫がいる!」
えっ水溜まりなのに?と驚く私に
「こういう虫は飛んでくるんだよ、先生」
と教えてくれる男の子。流石は虫取り名人ですね。何処にそんなに居たのかわかりませんが子ども達のバケツの中には10匹以上の虫が泳ぎ回っていました(笑)どうするのこれ?と聞いてみると
「しばらく観察したら逃がすよ」
凄くないですか?ただ単に面白いから捕まえるだけで無く、観察を目的として虫取りをしてる事にビックリ!感心しながらしばらくその場を離れていると
「先生!凄いの居た!」
と大興奮の子ども達。なんだなんだと駆けつけると
「やばい、ゲンゴロウおった」
凄くないですか!?ゲンゴロウなんて私も小学生ぶりに見ました!子ども達も知ってはいるけど実物見たのは初めてだったようで
「思ってたよりでかい!」
「あんまり緑に見えないね」
としっかりと観察していました。更に驚いたのは
「しばらく捕まえたいな」
「でもこれ絶滅危惧種なんじゃない?逃がした方が良いよ」
本当に皆よく知っていますね。話しあった結果もう少し観察して逃がすことになりました。自分達の楽しみだけを考えるのではなく自然の事をしっかりと考えて行動できる姿に感動した出来事でした♪
学童 上田 ゆうた