福祉系の職場で永遠のテーマだと思われるのが平等性と公平性の問題だと思います。あかつきでは自立されている入居者と外部の介護サービスを受けて、なんとか清潔保持をしながら生活が成り立っている方、自立しているけれども、家族が近くにおられずスタッフからの援助がなければ生活が成り立たない方など、様々な生活背景の方が入居されています。
最近、昔からの業務のやり方を改めて見直しをしていっているのですが、一日のルーティン業務の見直しは比較的に改善しやすいのですが、10年ほど前に一気に職員が定年を迎えて今の職員に入れ替わった際に、「入居者全員にできないことはするべきではない、あの入居者にはしてあげて、こっちの入居者にはしてあげないのは不公平なので、しないほうがいい」と、教わっている職員がほとんどでした。
入職したての頃は「これくらい手伝ってあげていいのに」とか思っていましたが、なんとなく入居者のADL低下の防止のためと思い、その雰囲気に流されてきていました。しかし、ここ数年、入居者の介護度が段々と上がってきており、入居者への生活援助の時間が増えてきていることにくわえ、定年を迎える職員が今年、来年と続くため、業務内容の見直しをしておけば、新人さんの受け入れがスムーズにいくと思っています。
話し合いの中で特に意見が分かれるのが病院受診、入院時の対応をどこまでするか?で、基本は家族に動いてもらうのですが、家族が遠方の方や、後見人しかいない方に対しては、職員が準備の手伝いをし病院へ付き添いしています。それに対し、家族が動ける人に対してはしない援助だから付き添いはしないほうがいいのでは?不公平では?と、意見が出ています。
人の感じ方はそれぞれなので、みんなが納得する文言は難しいですよね(^-^; 私の中では、できる人とできない人が同じゴール(今回は通院・入院)を目指していて、課程は違うけれども同じようにゴールで来ているので、公平な事だと思っています。
平等を考えるなら、自立されている方にも同じように準備の手伝い付き添いと、してあげなければならないと思いますが、自分でできること早くに取り上げてしまうような気もします。あかつきは介護施設ではなく生活支援型の老人ホームですが、介護が必要な時には介護を提供しなければならないし、その人の生活に足りない部分は援助をしていかなければならないので、平等・公平さを突き詰めていくのはなかなか難しいですね。
みなさんの職場でも同じようなことで悩まれてたりしませんか?なにか良い解決案があれば情報を共有できればいいなと思っています(^^♪ まだまだ、話し合いは続けていきますが、入居者にとって生活しやすく、職員にとっても仕事がしやすい環境を目指して頑張っていきたいと思います。
相談員 中山