あかつきの実践ブログ blog

災害時の連携

カテゴリー:あかつきの実践ブログ

令和8年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生し、県内各地で大きな揺れが観測されました。当施設では幸い大きな被害はありませんでしたが、平成28年の熊本地震では建物や生活環境に被害を受け、他地域や多くの施設から物心両面の支援をいただきました。その経験は、職員一人ひとりの心に深く刻まれており、「今度は自分たちが支える側に立ちたい」という思いにつながっています。

今回の地震を受けて、熊本市老人福祉施設協議会より、高齢者施設間での支援物資搬送に関する協力依頼がありました。当施設でも協議の上、この依頼に応えることとしました。

 

8月5日には、施設長と介護職員1名が、支援物資輸送の支援を行いました。まず、甲佐町にある特別養護老人ホーム「桜の丘」へ向かい、衛生備品、食料などの物資をお預かりしました。その後、不知火町にある特別養護老人ホーム「蕉夢苑」まで、物資を無事届けることができました。

 

10年前の熊本地震では、私たち自身が支援を受ける側でした。遠方から駆けつけてくださった支援者の姿や、物資が届いたときの安心感は、今もはっきりと覚えています。

今回の支援は、そのときにいただいたご恩を、形を変えて少しでもお返ししたいという気持ちから生まれたものです。また、同じ高齢者福祉に携わる施設同士がつながり合い、災害時にも支え合える関係でありたいという願いも込められています。

 

今回の支援物資輸送を通じて、災害時の連携体制や輸送ルートの確認など、多くの学びがありました。今後も、熊本市老人福祉施設協議会や近隣施設との連携を大切にしながら、平時からの備えと情報共有を進めてまいります。
 そして、入居者様やご家族、地域の方々に「この施設なら安心だ」と感じていただけるよう、職員一同、防災意識を高めて取り組んでいきます。

富田 健一