あかつきの実践ブログblog

「自然体でいられること」中村🍀

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昨年の北海道地震で連絡を取った友人がいることを以前ブログに書きましたが、その友人がこのタイミングで、私が小6の夏に佐世保に転校した時、同じ長崎の大村に転校したK君に私の連絡先を教えたらしく(;^_^A、K君から電話がありました。K君は私とスキーの習い事が一緒で、割と一緒にいることが多かったのですが、どこか苦手なタイプで、一緒にいると小学生ながら気を遣ってしまう友達でした。それでも、30数年ぶりで懐かしさもあり、今も大村にいるそうで、話は長くなってしまいました。話の中でまだスキーはしているのか?と聞かれ、もうかれこれ25年はしてないな…と言うと、今シーズンに大山にでも行かないか?と誘われたのです。なぜか即決で断ってしまいました。もちろん仕事もありますし家族もある。道具は埃をかぶっていますし膝を悪くしましたので、板にも乗れないと思いますが、そんなことを考える間もなく断っていました。たぶんK君に無意識で苦手意識が働いてしまったのだと思います。そして電話が終わりスマホをOFFしたら、なぜかため息が出てしまっていたのです。久しぶりに会いたいなとも思いましたが、余裕がある時でいいなと思っていました。

一方で、私の学生時代の友人で、立野で創業100年以上のお饅頭屋さんを継いだ友人がいます。最近あまり会えていませんが、地震で大きく被災しましたが、明るく乗り切っている姿がテレビでよく放映されています。それを見るたび仲間たちで、「テレビ見たよ!」「またで出とったね!」「饅頭買いに行くけん!」などと電話やメールをしています。私とはそれと並行してラインなどで話ながら、「色々皆から励まされたりしたけど、おまえには、かなり世話になったわ!」と言ってくれ、「よかよか!気にせんちゃよか!」という会話がありました。何だかんだお互いが気を遣わず、一緒にいて楽で尊敬しあっていて理解しようと努め合う。価値観は違うけどぶつかることがない。”自然体”でいられる関係で、向こうはどう思っているか分かりませんが、私は親友と思っています。年は私の方が一つ下なのですが、対等な関係で上から目線の言葉もありません。

このように気を遣わない人との関係性で思うことは、自分のことを大切にするというよりお互いのことを大切にし、お互いが嫌がることを絶対にしないものです。また価値観を押し付けず、それを認め受け入れることができ、だけど同意はしなくていい。個人を見れる…このようなことが自然体の関係性を生むのだと思うのです。少ないですが自然体を保てる人が私にもいてくれることに感謝です。

私との関係がある方々は、私といる時自然体で接してくれているのか…私も努めて明るく心を開いているつもりですが、なにぶん見た目がイカツイので、その辺のところはご了承ください。職場でも自然体の集まりは風通しもいいでしょうね。上司・同僚たちなどお互いが認め合って作り上げられる職場を理想としたいものです。

暁荘・施設長・中村 猛🍀