あかつきの実践ブログblog

「将来の担い手として」中村🍀

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娘が10/1より、自身が卒園した幼稚園へ、初めての保育実習に行っておりました。本来であれば8月末からの予定でしたが、コロナ禍で登園自粛などにより延期になる旨連絡があっていました。実習を前に早々にワクチンの2回目接種を終わらせ、念を入れてPCR検査を実施し、2回予定が変わったので、陰性証明は3回取った上でやっと、まん防が明けた翌日から実習が始まった次第です。福岡に帰るタイミングもなく、大学の授業もピアノの個別レッスンもオンラインで行い、8月のお盆過ぎからずっと帰省しており、実習生としては事前の生活が自粛でき、受け入れる幼稚園側も安心のようでした。

実習に入る前、娘が家内に自己紹介の仕方のレクチャーを受けている姿を後ろで黙って聞いていると私に、「お父さん!この挨拶でいいと思うね?」「大学生なんだから自分で考えにゃ」「お父さんも実習担当者だったんだから、ちとぐらいアドバイスしてよ!」「シンプルが一番よかとばい!。ご迷惑かけるかもしれませんが…て、迷惑をかけること前提の挨拶はいかんたい。一生懸命頑張ります!て元気に挨拶して来い!」とアドバイスしました。他にアドバイスを求められましたので、実習日誌には、感じたこと・疑問に思ったことや自分ならどうする・気付きなどを書くように言い、早寝早起きをして体調管理をしっかり行うよう付け加えました。

初実習ということで実質10日間しかなかったのですが、単純に楽しかったとのこと。実習日誌には担当の先生から沢山の付箋をつけられこなされたみたいですが、持ち前のプラス思考で乗り切ったようです。自分が卒園した幼稚園だったということもありますが、ここに通っていた幼児期から、将来は幼稚園・保育園の先生になると言い続けてきたので、一歩夢へ近づいたようです。実習延期中にはもう次の実習先(次は保育園)も決めていました。たまたま私の同級生が園長をしている保育園のグループ保育園で実習受入OKをもらったようですが、私の口添えなど無しに、段取りと要領よく先へ先へ進む性格の娘なので偶然そうなったようです。娘も私の名前など一切使わず段取ったようですので、静観しておこうと思います。

どこの学生さんも一緒なのでしょうが、このコロナ禍で福岡は緊急事態宣言下でありましたから、大学は対面授業はなく、バイトもできない状態であれば、実家にいる方がいいという選択をした学生が6~7割いたそうです。その上、実習先のコロナの状況により、緊急事態やまん防が出なかった地域はとっくに実習は終わり、ここに来てまだ実習が始まらない子もいるとかで、対面とオンラインを混ぜたハイブリット授業が行われていますが、実習中に受けられなかった授業は補講になるなど、全員がそろった同じ授業はほぼ受けられていないそうです。目標をもって勉強をする学生たちのモチベーションの維持って大変だろうなぁと、あかつきにも実習生を受け入れている時期でもあるので、つくづく感じさせられる期間でした。

その娘はというと、緊急事態宣言も明け、バイトもできるようになったとのことで、実習終了翌日には、インフルエンザの予防接種を早々に受けて、高速バスで福岡に帰っていきました。丸2ヶ月も帰省していたので、「寮費、ただ払いはもったいないもんね、お父さん!」とラインに残し、ピューッといなくなりました。室内飼いの犬たちも寂しそうにしています。最近お年頃の息子まで、「姉ちゃんいないと静かやね…」と寂しそうにしているのにびっくりでした。(長く帰省していたので、成人式の前撮りを行い、久しぶりに家族写真も撮っておきました。今我が家の玄関に飾っています)

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀