あかつきの実践ブログblog

「安心感を得たい!」中村🍀

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あかつきでは、ご入居者と職員の3回目ワクチン接種を2月1日から4グループに分けて予定しています。いつもお世話になっている嘱託の病院から、先生や看護師の皆さんが施設に訪問形式で集団接種をしていただきます。1・2回目に引き続き快く引き受けていただき感謝です。

そんな中、私は先行で1月12日に打ち終わっております。元々はご入居者方と同日に予定しておりましたが、職場近くの日頃お世話になっている病院の院長から連絡が入り、「うちの病院職員用に取ったワクチンが、ひとり分余ってしまうんだけど、中村君打ちに来ない?」と。医療従事者用の先行接種分です。施設で予定していたワクチン数では、新規ご入居者分が足らないところでしたので、私が外部で打つとこの方に回せますから、その院長先生のご厚意に甘えることにしました。

1・2回目は副反応ゼロでしたので、今回も大丈夫だろうと安易に思っておりまして、接種日は宿直。夜の一回目の居室巡回を終わらせた頃からだるさを感じ始め、熱を計ってみると38度近くありました。熱にはそもそも強いので、このくらいでは何ともないのですが、徐々に倦怠感が増し、接種した側の左腕の痛みは、ちぎって捨てたいぐらいの状態で、これから4日間続くことになってしまいました。痛みにも強くメンタルコントロールでこなせるほどで弱音は吐かない方ですが、この副反応は正直辛かったです。仕事は仕事ですので宿直も全うし、副反応の状態が悪いまま翌日も翌々日も仕事に出まして、4日目は週末の土曜日。やっと左腋窩のリンパの痛みだけが残っている状態。それでもちぎって捨てたいぐらいの痛みでした。私の辛そうな姿を職員たちも見ていて、「あの施設長でさえ…」とビビらせてしまう始末。

以前の時もそうでしたが、副反応は人それぞれなわけで、私とは真逆の人もいるようですし、3回とも何もなかった人、それなりに副反応は出たけど大丈夫だった人。その日の体調も影響するでしょうから、同じ人が同じようになるとは限らないでしょうね。私的には、副反応の経験はしておいて良かったと思っています。

”感染したくない!”という一番の思いで、また、接種そのものが感染を防ぐものではないのに、安心感を得たいがために接種しているようなものです。ある意味立場的に義務的で誰よりも率先して打っている状態ですが、感染してしまえば誰かに迷惑と心配をかけてしまう…。それが嫌で、たとえ4回目があったとしても打とうと思ってます。もうここまでくると誰が感染してもおかしくない、出合頭の感染もあり、いくら安全運転していてもぶつかって来られる車の事故のようなものですから、やれることはやっておくしかない、これにつきます。

あかつきは、いまだご入居者にも職員にも感染者を出したことがありません。施設のスローガンで、”お一人も感染者を出さない!”としています。脅威が近づいていることも、ちょくちょく感じていますが、この先も同様に、ご入居者・職員が健康でいられるよう真に祈る、それしかない…それしかありません。とりあえず、もう私は3回目の抗体が体にできているはずで、これが安心感です。

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀