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魔の16時

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一雨ごとに少しずつ寒さが増してきており、心なしか背中が丸くなってきておられるように見受けます。

さて、今日はあかつきの「魔の16時」についてお話したいと思います。

 

昨日の事ですが、ある入居者様が廊下で転倒されており、助けを求める声が聞こえました。たまたま近くにいた私が直後に駆けつけ、緊急病院受診に向け職員で行動役割分担し早急に対応できて良かったと思います。

 

実は16時頃というのは転倒や体調不良が起きやすいんです。S先輩が「この時間帯、なんかあるよね」と、言われていました。私も同感です。いつも体調悪く我慢されてのNSコールで病院受診となるパターンです。どうしても「あ~あまた」「どうして、この時間」と、つい口に出してしまいます。

どうしてこの時間まで我慢されるのか?早めに伝えて頂くようにお伝えしても、心優しい方ばかりで職員に気を遣われるのです。「じっとしていれば治る、心配かけたくない。」と。

お気遣いは本当に嬉しいのですが、後手後手になると手遅れになることもあります。大事に至らないか心配です。

 

「我慢」は本当に良くありません。少なくとも体調に関しては、我慢してほしくありません。

早期に治療する事で回復も早くなる。

私達職員は、入居者様の生活の支援をさせて頂いております。

お一人お一人を家族に接する気持ちで対応するように心掛けています。話し易い環境づくり「すぐやる課」の気持ちで支援していきたいと思います。

寒くなってまいりましたので、皆様も健康にご留意ください。

我慢は百害あって一利なしです。

 

看護職:松本