あかつきの実践ブログblog

「モヤモヤしています」中村

カテゴリー:あかつきの実践ブログ

先日、とある駐車場に車をとめておりました。私は斜めにマイカーが見え、50m位離れている場所にいました。少したってマイカーに目をやると、車の後ろに小さい子がしゃがんでいて、何か小石の様なものを、私の車めがけて投げているようなのです。気が気じゃなくなり車に戻りましたら、2~3歳くらいの男の子が、アスファルトで欠けた小さな石をマフラーめがけて投げていたのです。

まだ幼児ですが当然ながら注意しました。「こらこら、ダメだよ~そんなことしたら」とできるだけ優しく言い、マフラーの中にいくつかカケラが入っていたので、「ここにこれがあったらおじさんの車壊れちゃうよ~。お母さんは?」というと、男の子が指さした先すぐそばにお母さんは立っており、私と男の子の様子はほぼ見ていたようなのですが、何も言ってきません。「今聞いてました?て言うか見てたんでしょう?普通注意せんですか?」とまぁ、大人ですし親でしょうし、人様の車をある意味我が子が傷つけているようなものですから、温厚な私?でもそら言いますよ。で、この後のこのお母さんの返答?にあきれてしまうのです。

「やめなさい!ママが怒られたたい!」と言いながら、子供を連れて離れていきました。

“はぁ⤴?!謝らんのかい?”と、呆然と立ち尽くすとはこのことでしょうか。私的には、驚きというか愕然と言うか…憮然とした様子だったと思います。決して怒りの感情はひとつもなく、どちらかというと失望でしょうか。

私の普通と誰かの普通や、私の道徳と誰かの道徳が同じわけがないとはそもそも思っていますし、我が家と他の家は違うものだと親に躾けられてきていますので、他者に比べても私は価値観が人とは合わないものだと強く思っている方ですが、この出会ったお母さんの言動にはやっぱり“普通そうじゃないよな”と思ってしまい、当たり前だと思っていたこと、この話で言うなら、“子供は叱らずまず私に親が謝る”という事が、そうではなかったことに、何だかずっとモヤモヤしています。

時代とか世代とかのせいにすると、ちゃんとしている若い人たちも多数いますし、そんなこと言ったら、私たちの世代でも、ちょっと上の世代でも変わった方は多い。モヤモヤすることは割と多いものです。

逆の話。先日、運転中のとある雨の日の信号待ちで、白杖をついて傘をさしている方を助けている高校生を見ました。助けているというか、近くのお店の軒下まで誘導している姿です。高校生は濡れながらですが、そこまで連れて行って傘を閉じるところまでは見ました。その後どうなったかはわかりませんが、感心しました。きっとこの後、“どこに行く途中なのか”などを聞き、連れていければあの高校生なら連れて行っているかもと想像していました。こんな人もいるのになぁ。

あかつき・施設長・中村🍀

3年ほど前に小さな苗で植えた”マンデビラサンデリ”という名前の花です。

つる性の花で、放っておいても毎年咲いてくれます。

玄関前のきれいな花です。