学童保育施設の実践ブログblog

「ケガした時は」(しらかわっこクラブ)

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「ケガした時は」(しらかわっこクラブ)

「せんせーい見てー」
指導員が打ち合わせをしている所に早くに下校していた2年生の男の子がやってきました。
「どうしたの?」と指導員宮本が聞くと
「これ見て、ブタさんおしりがケガしてる」
とおしりの部分がやぶれたブタのぬいぐるみを連れてきました。破れた部分をケガしてると表現する優しさに関心して見ていると
「ほんとだね、じゃあどうしようか?」
と聞く宮本、
「うーん」
と悩む男の子。私は『あっ針と糸を用意したら自分で裁縫できるじゃん』と考えて口にしようとした瞬間
「ケガしてるなら絆創膏貼ってあげないとね」
と宮本が絆創膏を取り出し破れた部分に貼ってあげたんです!その瞬間の男の子のパァーっと明るくなった笑顔が本当に素敵だったんです!私保育士10年以上やってますが宮本の対応には目からウロコで感動しました。もちろん縫って修繕はしないといけないですが、まず男の子はケガをしたブタさんを連れてきたんですからちゃんとケガの対応をしないとですよね。2人の優しいやり取りに凄くほっこりさせられました。
後はこっそり傷を縫ってあげて、絆創膏はったから良くなったね♪という風にいうのも暖かいやりとりですよね💡それか上級生に裁縫できるか頼んで見てもいいかもしれませんね!
こうやってどんどん先の展開が楽しくなってくるのが保育の醍醐味かもしれません!

白川学童 上田 ゆうた