学童保育施設の実践ブログblog

したくな~い《南小クラブ》

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ある日の宿題の時間の事。この日は、なかよしクラブから今村支援員が応援に来ていました。学童に帰ってきた4年生のMちゃん。今村支援員を見るなり「先生、宿題教えて!」と即お願い、早速取りかかり始めました。

「さぁ~やるぞ!」

前半は、調子よくやっていたMちゃん。でも…中学年になってくると、宿題の量も増え、学習内容も難しくなってきます。たまたま、この日は苦手科目の算数だったのですが、だんだん行き詰まってきたMちゃんは、宿題をするのも嫌になってきて、したくないモード全開のオーラが出ていました。今村支援員も何とか頑張って終わらせようと、励ましの言葉を掛けながらMちゃんのヤル気スイッチを再びONにさせる為に必死な様子…。しかし、次の瞬間!

「もう嫌だ―したくない」

バタンと畳の上に倒れこみ、頭を抱え込んでしまいました。そして、しばらくこのままの状態で…。すると、そんな姿を見ていた6年生のKちゃんが心配そうに来て…

「Mちゃん、頑張って」

一緒に宿題の様子を見てくれました。優しいですね!Kちゃんの声かけもあったお陰で、Mちゃんも少し落ち着いたのか、自分で起き上がり再び再開!何とかこの日の宿題をやり終えました。やらなきゃいけないのは自分でも分かってる!でも行き詰まって投げ出したい時もある!そんな気持ちと葛藤しながら、頑張ってます。学童は遊びが主体ですが、でもこの宿題の時間も、子ども逹にとっては貴重な時間でもあります。これからも、頑張っている子ども逹をしっかりサポートしていきながら、1秒でも早く遊べるように、もっていきたいと思います。