ある日の夕方の出来事。
いつもにぎやかな部屋が シーーーーーーーンと静かでビックリ!!!
何事!?!?!?(いつもは子どもたちの話声で賑やかなので本当にびっくり!)
部屋を見渡すと真剣な顔の子どもたちが黙々と作業に取り組んでました。
何をしているんだろうと覗き込んでみると工作キットというものを一生懸命作っていました。
部屋が静かな理由はこの工作キットによるものでした。
「何を作っているの?」と聞いても
支援員の問いかけには全く反応せず、もの凄い集中力子どもたち!(笑)
そこで子どもたちの作業の様子を見ていると
「Aちゃんはこの部分を作って」
「Bちゃんはここをお願い」なんていう役割分担を決める会話や
「私はこれがしたい」という自分の主張をする会話
なかには自分のしたいことが出来なくて不機嫌になる子もいました。
支援員が「悲しそうな顔しているよ」声を掛けると
「何がいやだった?」 「ごめんね」と仲直りに時間はかかりましたが
子どもたちなりに話し合って仲直りしていましたよ(o^―^o)
大人でも『素直になる』というのはなかなか難しいことなのに
子ども達ってすごいですね(*^_^*)
また上級生は説明書を見ながら黙々と作っていたのに対し
下級生は「わからーん」 「ここどうやってすると―?」と上級生に聞きながら頑張って作っているようでした。
そんな1年生に対して、上級生は嫌がることなくひとつずつ丁寧に教えていたので、
『優しいなぁ』 『そういう姿を見ながらこんな上級生のように、これから下級生も育っていくんだろうなぁ』と、側で見ていて、しみじみ思う支援員なのでした。
そうこうしながら1時間くらいでできた作品がこちら
いい出来ばえです(*^_^*)
本当に屋台が始まりそうな雰囲気ですね。
この工作キットは、思っていた以上に難しかったようで、出来上がった時の達成感はとても大きかったようでした。
「すごい! 上手だね」と褒めるといつも以上に嬉しそうにドヤ顔を見せる子ども達。
私も子どもの頃褒められると嬉しかったなぁ、、、なんて
褒められた日の事を思い出しました。
(いや大人になっても褒められたら嬉しいものです。笑)
今回、工作キットという一つの遊びで子どもたちの色々な言動、行動、優しさ、思いに触れ合うことができました。
またこのことを通して子ども達との触れ合い、関わりが大事か改めて感じることができた1日でした。
これからも色々な経験の中で子どもたち同士の関わりを大事にしながら、支援員一同 見守っていきたいと思います。