学童保育施設の実践ブログblog

椎茸《南小クラブ》

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宮本指導員が、趣味で栽培されている椎茸。ある日、一本のくぬぎの木を持ってこられ、玄関に置いておく事にしました。

「立派な椎茸です」

子ども達の反応を見る為に、コッソリ廊下から観察。すると、1年生のYさんが大きな声で、「ちょっと見て!椎茸がいっぱいなってる~!」と後ろから来ていたお友達に知らせます。他のお友達も、「わっ!本当だ!これ本物?」と言い合いながら、Yさんが、「本物だよ!見て!」と言いながら、椎茸に触れ「プルンプルンしてるたい!」と言いながら、本当だという事を証明。そして、「採りたい~!」と言い始めました。さぁ、コッソリ採るのかと思いきや、他のお友達が「先生に採っていいかどうか聞いてみよう!」と提案し、Yさんが確認しにやってきました。と…そんな流れから始まり、おやつの時間に、宮本指導員から椎茸栽培の話をしてもらいました。

椎茸を作るには、原木として、くぬぎの木を使う事。3センチ程の穴を開け(電気ドリルで)椎茸の種となる、駒うちをする事等、説明があった後は、実際に採ってみる事に…。

「収穫だぁ!」

「採っていいよ!」の声かけと同時に、初収穫をする子ども達。そぉっと、優しく採っていましたよ!

「採れました!」

子ども達の顔も、嬉しそうですね!

次は、実際にくぬぎの木に駒うちをする所から体験する事になりました。そして、栽培、観察、収穫後は食べてみる体験も予定しています。すでにバター焼きにしようか?塩焼きにしようか?等、どんな味付けにするか?で盛り上がっている子ども達。この味付けも、重要なポイントになりそうですね。これをきっかけに、椎茸嫌いな子ども達も少しでも食べられるようになったらいいなと思います。                                                    高木佐代美