学童保育施設の実践ブログblog

遊びを通して学ぶこと~風の子キッズ~

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1月行く、2月逃げる、3月去るとは言いますが、本当にあっという間に1月が終わろうとしています。

しかし、まだ冬休みネタは続きます!!笑

 

子どもの頃に【はないちもんめ】や【だるまさんがころんだ】をして遊んだことがある人は多いでしょう。

私自身、保育園や小学生の頃に友達と何度も遊んだ覚えがあり、特に【はないちもんめ】では自分がいるチームがじゃんけんで勝ったり、「あの子が欲しい」と自分の名前を呼ばれると嬉しかったものです。

そんな【はないちもんめ】を楽しむ姿がありました♪

 

「勝~って嬉しいはないちもんめ!」「負け~て悔しいはないちもんめ!」と繰り返していくうちに、どんどんエスカレートして部屋の端から端まで進んでいく子どもたち(笑)

そして子どもあるあるで、誰かの足が当たったり隣の子に引っ張られて転んだりします(^^;)

でもそこはさすが小学生!すぐに立ち上がって続けたり、自分たちで話し合って「ごめんね」と謝ることができます。

 

先日、大津町主催の放課後児童支援員等研修会(学童職員向け)で「昔ながらの遊びは、子どもの「こころと体の成長」を促すことができる大切なもの」ということを学びました。「体を動かす楽しさを知るだけでなく、遊びを考え出す創造性や仲間と決めたルールを守る協調性も学ぶことができる」そうです。

「学童保育の意義とあり方を考える」より一部抜粋(講師:熊本大学 教育学部 名誉教授 中川保敬(なかがわ やすたか)氏)

 

風の子キッズでも、上級生の真似をしたり一緒に遊ぶ中で必死についていこうとしたり、下級生のことを考えて「じゃあこんなルールはどう?」と相手に合わせたルールを考えたりと、お互いに刺激しあいながら成長しています。

 

元気に体を動かして遊ぶこともあれば、学校ごっこをしたり集まって絵を描いたりと、座って遊ぶこともあります。

 

時にはけんかになり言い合いをすることもありますが、そういった経験が子どもたちの成長に繋がります。

自分の気持ちも大切にしつつ、相手を思いやれる人になれるように、これからも見守っていこうと思います。

福永ひとみ