学童保育施設の実践ブログblog

カテゴリー:学童保育施設の実践ブログ

「俺たち凄いど?」(しらかかっこクラブ)

毎日帰ってくると宿題に励む子ども達、
「あぁー今日は宿題多くて大変」
とボヤきながらもどんどん漢字の書き取りを進めていきます。
「でも、皆宿題ちゃんとやるから凄いよ、正直に言うと先生(私)帰ってから宿題すぐやった記憶ないよ」
とまぁ指導員としてはどうかと思いますが(笑)私は正直に思った事を伝えました。すると
「そうだろ?俺達偉いんばい!」
と男の子達は嬉しそう。気のせいかさっきまでのボヤきも少なくなりあっという間に宿題を終えていました。他にも


「俺家に帰ったらテレビも見たいしゲームもしたいから今頑張るんだ」

と嫌な事を後回しにせず自分がしたい事の為に見通しを持って取り組む姿もあり我々社会人も見習わないといけないなと関心します。
「ちゃんとそこまで考えて宿題できるのは凄い!」
と私の気持ちを伝えると
「えへへそうかなぁ?」
と嬉しそうにしていました。
これまでも何度かお伝えしてきましたが、宿題でもお手伝いでも何でも「当たり前」で済ませずに子ども達の頑張りを素直に「えらい!凄いね!」と褒めてあげてください。褒められると誰でも嬉しいですし、よし!また褒められるように頑張ろう!という自主的な気持ちが育ってくると思います。えっ?褒めるところが見つからない?今日も一日元気に家に帰ってきた、それだけでも凄いじゃないですか?我が子が怪我をしてから本当に毎日元気に過ごしているだけで嬉しいと思うようになりました。自分もまだまだですが皆で褒め方のプロを目指してみませんか?

学童 上田 ゆうた