先日そら組は造形教室で、「書き初め」をしました!
ほとんどの子どもたちが書き初め、初挑戦!ということで、ワクワク・ドキドキ。
指先に墨をつけて、先生と一緒に自分の名前を「漢字」で一字一字、一生懸命に書きました。
はじめは「難しそう~」と言っていた子どもたちも、書き終わると、
「楽しかった~!」「頑張って書けたよ!」と自信に満ち溢れていました。
また、画用紙の額縁にはちぎった千代紙を沢山貼り付けることで、見栄えも素晴らしい作品に仕上がりました。
みんなの「名前」が書かれた作品は卒園式に展示され、子どもたちの卒園に華を添えてくれるでしょう♪
さて、今回書き初めをするにあたって、「自分の名前」について子どもたちと一緒に考える機会が生まれました。
1人ひとりには必ず「名前」があること。そこには両親をはじめつけてくれた人の、
大切な思いや願いが込められていること。
改めて、名前をつけてくれたことへの感謝の気持ちや、自分にしかない1つのかけがえのない名前を大切にしていこう感じました。
「ゴダイゴ」という歌手が歌う、「ビューティフル・ネーム」という曲があります。
今から41年も前の曲です。
そして同じく41年前、ユネスコにより「国際児童年」が宣言され、
「ビューティフル・ネーム」はそのテーマ曲でもありました。
この宣言を通して、世界中が子どもの問題を考え、解決のために力を尽くしていこうとする動きが広まるなど、
1人ひとりの「子どもの権利」を大切にしようと取り組まれた年だったのです。
「ビューティフル・ネーム」の曲の歌詞の一部をご紹介します。
♪名前それは燃える生命 ひとつの地球にひとりずつひとつ
どの子にもひとつの生命が光ってる 呼びかけよう名前を すばらしい名前を♬
世界中の子どもたちが、1人ひとりが社会の中で大切に守られなければならない
という現代にも通ずるメッセージを感じました。
子どもたちの1つひとつにある、素晴らしい「名前」。
是非ご家庭で、親子で「名前」のつけた由来やその思いについてゆっくりと話をされてみて下さいね。
古庄 一貴