先日、行われた運動会! 子ども達はこの日までに何を感じ、何を学んだのでしょうか?
今年は、かけっこ、技巧走、親子技巧走、リレー、和太鼓の5種目を行いました。
「かけっこ」⇒1等になるんだと、競争心を育んでいました。
「技巧走」⇒自分がこれまで頑張ってきた事を精一杯出そうとしたり、友達の頑張りを認めたり応援する楽しさ、応援される喜び、を感じていました。
「親子技巧」⇒親のたくましさと抱きしめられる愛情を感じているようでした。
「リレー」⇒チーム分けから始まり、何度も何度も走り、どうしたらチームが勝てるのかを話し合い、自分の思いを伝える大切さや意見の違いに気付いたり、思いどうりに行かない悔しい思い、それでも気持ちを切り替えチームの為に、全力で走るという協調性、協同性を学びました。
「和太鼓」⇒戦国時代の「風林火山」を行い、保育者をしっかり見る力、音を聞く力、世界で戦争が行われている現実を知り、平和を願う道徳心。
運動会は、ほんの1時間半ぐらいで終わってしまいますが、この日までに約半年かけて育んできたものの中には、子ども達が友達の思いに気付いたり、共に考えながら学びを深めてほしいという保育者の思いが詰まっています。当日は転んでしまったり、思うように力が出せなかった子ども達もいるかもしれませんが、結果がすべてではなく、これまでの経験の積み重ねが大切であり、その経験が子ども達の心のどこかに刻まれていることを心から願っているのです。
右田