風の子保育園の実践ブログblog

考える力!(3歳児 つきぐみ)

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暖かい秋が過ぎ、急に寒い冬が到来してきました。

ですが、給食で芋が出たり、芋の絵本を見たり、やきいもグーチーパーで手遊びを楽しんでいます。

秋の芋を満喫している子ども達です。

 

そのような中、芋を使って芋スタンプ製作を行いました。

好きな色で芋スタンプを楽しむ子ども達です。

芋に様々な形を作っていたので「あ!星だ☆したいしたい!!」と大喜びの子ども達ですが…いざ絵の具をつけてスタンプをすると…「あれ?星がない…💦」

「なんでだろうね?」と問いかけてみると、とても悩む子どもたちでしたが、「絵の具がいっぱいだから?」との声が聞かれました!

「すごいね!自分で考えることができたね!」と言うと、満足そうな表情の子どもたちでした。

絵の具がいっぱいで型が出にくくなったようでした。

何事にも「なんでかな?」と思った時に、すぐに大人が答えを出すのではなく、「どうしてかな?」と一緒に考えることで、自分で考えて答えを見つけようとする力が少しづつ育まれるようになっている3歳児です。

絵の具の付けすぎだと気付けると、「次は、絵の具を少しにしてみよう!」と子ども達なりに考えて進めることができました。

きれいな星☆ができると「わ!!星がきれいにできた!!」と大きな喜びに繋がります。

大きな成長がみられた製作の時間になりました。

 

製作だけではなく、3歳児つきぐみでは、次の4歳児にじ組に向けて、日々の生活習慣の中でも「次は何の時間だろう? 何の準備をするといいのかな?」少しずつ自分たちで見通しをもって行動ができるような声かけや配慮を行っています。

最近では、「次は給食だよね!あ、当番だった!!」と気づき、手洗い・消毒を済ませ、エプロンを着て準備を始める子どもたちの姿が見られます。そんな姿を見逃さず、自信に繋げていきたいと思います。

 

髙本