とうとう梅雨入りしましたね☔
雨の日が多いですが、天候に関係なく毎日元気な子どもたちです。
子どもたちは体を動かして遊ぶことが大好きなので、雨の日もできるだけ体を動かす時間を作りたいと思い、遊戯室で運動遊びを行っています。
先日、『体を使って色々な動きをやってみる』ことをねらいとして、くまさんハイハイ(高這い)、赤ちゃんハイハイ(四つ這い)やうさぎ跳びなどを行いました。経験を重ねるうちに、これらの動きを行いながら前方に進むことには慣れている子どもたちです。
しかし、後ろ向き歩きや、後ろ向きくまさんハイハイなど、進む方向を変えるだけで、難しくなります。
特に後ろ向きに進むときには、進む方へ首を回して後ろを見る必要があります。後ろを見ながら、友だちとぶつからないように進むことを伝えると、後ろと前と両方に目をやりながら進んでいた子どもたちでした。
平均台を用いたサーキットも行っています。平均台はこれまでに何度も経験していましたが、改めて、平均台では「押さない」「片足ずつゆっくり降りる」という約束事をクラス全体で確認してから活動に入りました。
平均台をくぐる、またぐ、登って止まって降りるという一つひとつの動作は安定して行うことができるようになってきています。一つの動作でも楽しんで参加している子どもたちですが、この中から2つの動作を組み合わせて『高い平均台はくぐる。低い平均台は登って止まって降りる。』など条件を付けて行うと、言葉と動作が少し複雑になるので、ちょっとの難しさが子どもたちの“やりたい”という気持ちにもなっているように思います。実際に行ってみると、少し戸惑う姿も見られましたが、「低いからまたぐ」「高いからくぐる」など、平均台の高さを比べながら考えていた子どもたちでした。「高い平均台はくぐる。低い平均台は登って止まって降りる。」「高い平均台はまたぐ。低い平均台は、登って止まって降りる。」など繰り返し伝えたり、保育者が側に付いて一緒に行ったりするなどの配慮を行うことで、理解に繋がっているように感じます。
運動遊びを終える頃には汗だくになっている子どもたち。雨が続くと、活動の範囲が限られてしまいますが、室内でも存分に体を動かすことができるように工夫して活動を行っていきたいと思います。
槇本