風の子保育園の実践ブログblog

ささのは さらさら~(3歳児 つき組)

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 もうすぐ七夕☆彡ということで、歌『たなばたさま』を歌うことも増え、少しずつ歌詞を覚え始めた子どもたちです。朝のお集まりで、「歌を歌おうか」と保育者が言うと、すかさず「“ささのは さらさら”がいい!!」とリクエストをする子どもの姿もあります。

 

 つき組では、スパッタリングという技法を用いて天の川を作ったり、折り紙を使って織姫と彦星を作ったりして七夕製作を行いました!

 でも、笹に飾るのが製作だけでは、少し物足りないかなと思い、帯や輪飾りなども子どもたちと一緒に作ってみることにしました。一度に指に取る糊の量をまだまだ練習中の子どもたち。糊の量が多すぎたり、糊付けする面積が徐々に広がって行き、折り紙の全面に糊付けしたりする姿もありました。

 子どもたち一人ひとりに合わせて、糊付けする場所を指し示したり、ペンで線を引いたりなどの援助を行うことで、糊を付ける場所への意識が出ていたように感じます。また、糊を取りすぎてしまう子には、保育者が手を添えて視覚的にかつ指の感覚でも覚えることができるように働きかけを行いました。すると、子どもの方から糊の付いた指を保育者に見せながら「このぐらいだよね?」と聞いたり、保育者にアイコンタクトを送ったりして糊の量を確認する姿も見られ、「そうだよ!そのくらいだよ!!できてるよ!!」と声を掛けると、とても嬉しそうな表情になり、子どもの自信にもつながったように感じます。

 子どもたちの中には、保育者の輪飾りを作る様子を見て、輪飾り作りに挑戦する子の姿もありました😊粘土板の上に帯状の折り紙を置いて糊付けしていたのですが、どうしても白い面が表に来ていました。糊を付ける面や折り紙の持ち方を変えてみると、色がついた面が表に来るようになり、満足げな様子でした。ところどころ枝分かれした、味のある輪飾りが完成しました!

 

七夕まであと数日。

最近は雨ばかりですが、七夕当日は晴れて天の川を見ることができるといいなと思います!

 

槇本