自由あそびの中で追いかけっこをしたり鬼ごっこをしたりして楽しむ子どもたち。自由あそび後に体操をすると、子どもたちから「はしりたい!!」と言う声が上がることも多くあります。走ることが大好きな子どもたち。
走っていると、周りが見えておらず、他の子どもとぶつかる姿を見かけます。
避ける動作を身につけて欲しいと思い、活動の中にスラロームを取り入れてみることにしました。
子どもたちに「スラロームをやってみるよ」と伝えると、初めて聞く言葉に、子どもたちはキョトンとしていました。
保育者がやって見せると、興味津々!!
子どもたちが身長順に並び、保育者が間隔を少し調節したら、「よーい、スタート!」。
友だちの間を左右に避けながら、縫うように進んでいくのですが、1人飛ばしで進んでいく子ども(≧▽≦)
「おさんで!」「はやく いって!」との声も時々聞こえていたのですが、楽しんで参加していた子どもたちです。
その日の帰りの集まりで、「スラローム たのしかった」「またやりたい」との声が出たので、「今日は、D先生がお休みだったから、明日の次の日(明後日)に、またしようか!そして、D先生にも見せてあげよう!」ということで、2日後、もう一度やってみることに。
2回目であるということもあり、並んでいる子どもたちの間をスムーズに縫って走っていきます。初めての時よりもスピードアップしていて、2人飛ばしで進んでいく子どもの姿もなく、保育者も「すごいね!!」という声が自然と出ていました。
スラロームを行う中で、友だちを認識して避ける力を身に付けてほしいと思っています。また、動きの俊敏さにもつながるので、楽しみながら継続的に行っていきたいと思います。
槇本