風の子保育園の実践ブログblog

怖さを楽しさに!!(5歳児 そらぐみ)

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2月3日は節分の日!

数字の興味や理解が深まっていき、カレンダーをみて「もうすぐ豆まきだよね」「2月3日は土曜日で休みだけど、前の日に豆まきがあるのかな?」など、事前に子どもなりに予測する姿が見られていました。

マスや鬼のお面製作を進めていく中で、「かわいいのができたよ!!」と喜ぶ半面…

「あ~鬼、少し怖いな~」と口ずさむ子どももいました。

 

というわけで!!

「怖い」と思う気持ちを、楽しさで吹き飛ばそう!!

鬼の絵を数名の子どもたちと大きく書き、的あてゲームを行いました♪

1~5までの数字を使い、「髪の毛と、つのは当たりやすそうだから1点でいいんじゃない?」「どこが1番難しいかな?一番難しいところを5点にしたほうがいいと思う!」など様々な意見を出し合いながら鬼の絵に点数を書いていきました。

チームを決め、トーナメント戦を行いました。

「もし、自分が当たらなくて悔しくても、チームの友達が当ててくれたら勝てるかもしれない喜びもある!」

個人戦だと負けることに悔しくて泣き、途中で諦めてしまう子どももいましたが、チーム戦では悔しい気持ちはあるものの「がんばれ!」と最後の友達まで応援する姿が見られつつあります!

チーム戦の素敵なところだなと感じます。

自分たちで作ったマスに新聞紙を詰め、思い切り投げて競っていきます。

「〇〇くんが1点…〇〇ちゃんは5点!すご! …みんなで…6点!!」

自分たちの指をつかいながら足し算の計算をする姿も見られました!!☆

数字が苦手な子どもも、保育者と一緒に指をつかうと「あ!わかった!」と分かる喜びを感じているようです☺

活動の中では、丸めた新聞紙を当てて楽しみましたが、自由時間の遊びの中では紙飛行機を折り紙で作り紙飛行機で的あてを行ってみたり、手裏剣を作り忍者のように的あてを行うなど、子どもたちのなかで遊びを展開しながら楽しむ姿が見られていました( *´艸`)

遊び方が様々で面白いです!!

 

いよいよ、2日…「やっぱり少し怖いな」という子どももいましたが笑顔で登園し、まずはそらぐみが鬼になる番です!

未満児クラスのお友達のところに作ったお面を被っていきます👹

「怖がらせたくないな」という優しい思いが強く、少し遠くから見守るようなそらぐみの子どもたちでした(笑)

 

さ、豆まきが始まります👹

「鬼が来たら、点数を決めて新聞紙を投げたら怖くないんじゃない?」「じゃ、僕は顔を狙う!」と強気になっている子どももいました。「顔を狙うなら、鬼が近づいてきても鬼の顔をしっかり見て狙わないとね!」「あ……笑」そのような会話を子どもたちと楽しみながら、豆まきを楽しんだ1日でした!

素敵なお面と、マスをもって頑張りました!!

節分には、邪気を払い、無病息災を願う意味があります。

子どもたちと意味の理解を行ったうえで、「おにはーそと! ふくはーうち!」と声を出して行事を楽しむことができました。

 

髙本