ある日の夕方のことです。
空は雲に覆われ、戸外に出るには少し寒かったのでお部屋でゆっくりと過ごしていると、「せんせい、きんいろだー!!」と一人のお友達が驚いたように声をあげました。金色の玩具なんてあったかな、、?と見渡してみますが、そこに赤や青などのカラフルな玩具しかありません。そんな保育者を見て「あそこ!!」と指を差して教えてくれた場所を見ると、壁に夕日の光が射し込み照らされていました✨
「あれ?」「何だろう?」と周りの子ども達も光に気付き、あたりをキョロキョロ。
正直な所、夕日の光が部屋に射し込むことはこの日が初めてのことではありません。ですが、子ども達にとっては”この時に初めて発見したこと”。何だかそれが面白く、大切なことのように思い、「金色だね。何でかな~?」と一緒に光を辿ってみることにしました。
すると、自然に視線はお外の方へ。
「あ!おひさまだー!」と雲の隙間から少しだけ顔を出した夕日を発見しました✨窓側に並んで外を見つめている姿はとても可愛らしかったです❤
子ども達の見つめるもの、感じるものはとても面白いですね!これからもその瞬間を見逃さず、大切にしていきたいと思います。
水元