緑ケ丘保育園の実践ブログblog

「キミと出会えて」

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 皆さん この歌をご存じですか?

 


『♫こんにちは 赤ちゃん♫』

 

♪こんにちは 赤ちゃん あなたの笑顔 

こんにちは 赤ちゃん あなたの泣き声 

 

その小さな手 つぶらな瞳 

はじめまして わたしがママよ 

 

こんにちは 赤ちゃん あなたのいのち 

こんにちは 赤ちゃん あなたの未来に 

 

このしあわせが パパののぞみよ 

はじめまして わたしがママよ

 

ふたりだけの 愛のしるし 

すこやかにうつくしく 育てといのる 

 

こんにちは 赤ちゃん おねがいがあるの 

こんにちは 赤ちゃん ときどきはパパと 

ほら ふたりだけの  静かな夜を つくってほしいの 

 

おやすみなさい おねがい赤ちゃん 

おやすみ赤ちゃん わたしがママよ♪ 


 

この歌は 

詞・永 六輔さん 

曲・中村 八大さん 

歌っていたのは 梓 みちよさんです。

 

とっても優しい曲ですね。

ご存じないかたは、ぜひYoutubeなどで検索してみてくださいね!

 

私はこの曲が大好きで、約30年前に長子を授かったときによく口ずさんでいました。 

まだ見ぬ我が子に想いをはせ、ママになる喜びをかみしめていました。

当時は私みたいな人(新米ママ)、たぶん多かったのではないでしょうか? 

 

 

ここで 永 六輔さんの詞をもうひとつご紹介します。 

 


『キミと出会えて 』

 

キミがいるとわかって ずっと一緒にいて 

ずっと待ちわびて 初めてのことばかりで 

ときには不安になって いつしかキミに出会うことができて 

 

どんなに大変であっても いつか抱っこをしない日がきて 

どんなに心配しても いつか手を握らなくなる日がきて 

どんなに大切に想っても いつか毎日会えなくなる日がきて 

 

それでも初めてキミと 出会えたときを 一生忘れません 

キミと過ごせたことが 幸せでした 


 

とても素敵な詞ですね。

 

わたしは、、、待ちわびた我が子と対面した時、子どもの本当のかわいさを知りました。

(子どものかわいさは十分に分かっていたはずなのですが・・・あらためて本当のかわいさを知りました) 

 

そして自分のいのちよりも大事なものがあることを知りました。 

あの日、キミと出会ってたくさんのしあわせをもらいました。

 

なのに、、、日に日に成長する我が子に目を細めながらも、子育ての大変さにイライラ、キリキリして理想と現実に悩んだり、、、早く大きくなーれと子育てを楽しむことを忘れたことも、、、。 

 

 

 

あれから月日が経ち、息子も30歳。

 

たまに夢に出てくる我が子は「ママ~」と甘えてきていたあの頃のキミで、何故か大人になったキミは出てきません(笑)。

もう一度あの頃のキミを抱きしめたくて、その願望が夢になって出てきているのかも?

ない物ねだりなのかな……とクスッと笑ってしまいます。

 

子どもが小さいとき、道を歩くときは子どもを歩道側にして歩いていましたが、今では息子が私を歩道側に歩かせます。

そして「頑張っているね!」と励ましてくれます。

 

その優しさが嬉しくて柄にもなく照れている私です。

逆転しちゃいましたね、、、(#^^#)

 

 

 

もっともっと一緒に遊んであげれば良かった!!

もっともっと抱きしめてあげれば良かった!!

 

キミは「十分してもらった」と言ってくれるけれど、わたしはもっとしてあげたい!!!!

これからキミも私も歳をとり、私は赤ちゃんみたいになるかもしれないけれど、

「初めてキミと出会えたときを 私は忘れません」。

吉良