「早くしなさい!」
「何してるの!」
「ダメ!」
などと、子どもに一日何回言っているでしょうか。
毎日の暮らしの中で、どうしてこんなにイライラしながら生きているのか―
「どうして、子どもが思うように育たないのかしら…」と、
ふと虚しさに襲われることはありませんか?
一生懸命に言っているのに、「ダメな子ね」と心配したり、
時には「自分がダメな親だからかしら…」と、自分を責めてみたり…。
時には、子どもへの思いが強すぎて自己嫌悪になったり、
子どもがかわいいと思えなくなったりということも―。
その気持ち、とてもよくわかります。
私も、子育て中はいろんな思いで子どもと向き合っていました。
子どもが好きであれば子育ては楽かというと、そうでもなく。
そういうところが、子育ての難しいところですね。
厳しくすれば反抗され、
優しくすればつけ上がられ、
子どもにいかに接するかは、どの親にとっても、難しい課題です。
そんな毎日を積み重ねて、親は子どもが”肉体的”にも”精神的”にも”社会的”にも一人前になるようにと
自立させていく作業をする・・・それが「親業」なのですね。
しかし、毎日頑張っているお父さんお母さん。
子育てを頑張りすぎて、少し疲れていませんか?
「親」という漢字を思い出してください。
「親」という漢字は、「木のうえに立って見る」というふうに書きますね。
そう、親にできることは本来、子どもの成長を見守ってあげること
その子どもの力を伸ばす手伝いなのです。
「親業」は本当に大変!!!ですが・・・
親が子を育てながら、実は子が親を育てていることも
忘れてはいけません。
どんな関係でも一方的なものはなく
親があっての子どもの成長であり、
子どもあっての親の成長でもあると思うのです。
そのためにも、まずは頑張りすぎずに肩の力を抜いて、まず出来ることから始めませんか。
子どもはお父さんお母さんの笑顔がいちばん大好きなんですから…(⋈◍>◡<◍)。✧♡
♡子どもたちに優しいほほ笑みを♡
吉良