緑ケ丘保育園の実践ブログblog

「親業」って大変!

カテゴリー:緑ケ丘保育園の実践ブログ

 

「早くしなさい!」

「何してるの!」

「ダメ!」

などと、子どもに一日何回言っているでしょうか。

 

毎日の暮らしの中で、どうしてこんなにイライラしながら生きているのか―

 

「どうして、子どもが思うように育たないのかしら…」と、

ふと虚しさに襲われることはありませんか?

 

 

 

一生懸命に言っているのに、「ダメな子ね」と心配したり、

時には「自分がダメな親だからかしら…」と、自分を責めてみたり…。

 

時には、子どもへの思いが強すぎて自己嫌悪になったり、

子どもがかわいいと思えなくなったりということも―。

 

 

 

その気持ち、とてもよくわかります。

私も、子育て中はいろんな思いで子どもと向き合っていました。

子どもが好きであれば子育ては楽かというと、そうでもなく。

そういうところが、子育ての難しいところですね。

 

厳しくすれば反抗され、

優しくすればつけ上がられ、

子どもにいかに接するかは、どの親にとっても、難しい課題です。

そんな毎日を積み重ねて、親は子どもが”肉体的”にも”精神的”にも”社会的”にも一人前になるようにと

自立させていく作業をする・・・それが「親業」なのですね。

 

 

 

しかし、毎日頑張っているお父さんお母さん。

子育てを頑張りすぎて、少し疲れていませんか?

 

「親」という漢字を思い出してください。

「親」という漢字は、「木のうえに立って見る」というふうに書きますね。

そう、親にできることは本来、子どもの成長を見守ってあげること

その子どもの力を伸ばす手伝いなのです。

 

「親業」は本当に大変!!!ですが・・・

親が子を育てながら、実は子が親を育てていることも

忘れてはいけません。

どんな関係でも一方的なものはなく

親があっての子どもの成長であり、

子どもあっての親の成長でもあると思うのです。

 

そのためにも、まずは頑張りすぎずに肩の力を抜いて、まず出来ることから始めませんか。

子どもはお父さんお母さんの笑顔がいちばん大好きなんですから…(⋈◍>◡<◍)。✧♡

♡子どもたちに優しいほほ笑みを♡

吉良