うさぎ組さんには三輪車名人がいます‼ その子はうさぎ組さんになる前に、大きな三輪車をこげるようになり嬉しそうに園庭で乗っていました。
先月くらいから「〇〇も三輪車に乗りたい‼」と言う子が続出するようようになってきて、しかも体に合う小さな三輪車ではなく"名人"が乗る大きな三輪車に乗りたいそうで・・・。
「よし‼ それじゃー頑張ろう‼」と乗り方を伝えていきますが、足がうまく届かなくてペダルが思うようにこげません…。「先生、できーん😢」と言うので「後ろから押そうか?」と言うと「ダメ! 自分でする!」というやりとりを繰り返したり、"名人"のこぐ姿を練習中の子どもたちと観察したり…。 そうしているうちに一人二人とこげるようになってきました。
自分で出来た時の笑顔は本当に最高です。
達成感でいっぱいの子どもたちの笑顔は眩しすぎます。
そんな姿を見て『自分も乗りたい』と刺激される子が増えているうさぎ組さんです。子どもたち同士で育ち合っている様子に感動します。
最近では名人をはじめ、乗れるようになった子たちが小さな先生となり乗れないお友だちに乗り方を教えてくれるようになりましたよ。教え方だけでなく褒め方もとても上手で感心します。また運転手になったり、後ろに乗ったりを「次、交代ね。」と言いながら自分たちでルールを決めて遊ぶ姿も見られ、運動能力だけでなく心の成長も感じられます。
これからもお互いに刺激を受けながら育ちあってくれたら嬉しいな…と 楽しそうに三輪車に乗る子どもたちを見てしみじみと思う保育者なのでした。
追記:「ねー、先生も乗せてよー。」とお願いしてみると「えー、先生重いから嫌だー。」と断られてしまいました。食欲の秋ももうすぐ終わる事ですし、そろそろ本気でダイエットを始めようかなと思う今日この頃です(笑)。