ある2月にしては暖かい日のこと。
皆で外遊びをしていました。
そんなある日の出来事です。
数人の男の子たちが集まって穴を掘っていました。
先生「みんなで集まって何してるの?」
子ども①「実はね、今、石の発掘をしているんだ!」
子ども②「ほら、こんなやつ!」
そう言って持っていたコップの中身を見せてくれました!
入っていたのは、子どもの親指ほどの小さな石。
子ども①「まだ大きい石が埋まってるから、今から掘るんだ!」
子ども達はすぐに発掘作業に戻っていきました。
どうなるのか気になったので、そのまま見ていると・・・
子ども④「そうだね、周りももうちょい掘ろう!」
子ども⑤「じゃあ、俺は真ん中をハンマーで掘ってく!」
子ども⑥「俺も手伝う!」
子ども⑦「あっ、あとちょっとで出てくるよ!」
子ども⑧「よっしゃあ!」
そうして出てきたのは、大きな石っ!!
・・・ではなく、掘るときに砕けてしまった小石でした(;´・ω・)
がっかりしているかと思いましたが、子ども達はとても満足気でした!
大きな石を掘り出すことよりも
みんなで大きな石のあったところまで掘り進められたことのほうが
嬉しかったようでした。
これまでも穴を掘って遊ぶことはよくありましたが、
あくまで”自分だけ”で一緒に穴を掘っていても、
協力してしている姿は見られませんでした。
それが、今回はお互いの気持ちを伝え合いながら協力していて、
一人の時にはない言葉のキャッチボールに、だんだん面白くなっていき、
夢中でみんなで掘っていく姿に、私も思わず静かに、でも出てくるのを
ワクワクしてみていました(*^-^*)
みんなで熱中して出てきたものだからこそ、やり遂げることが出来て
とても満足していたのだと感じた出来事でした(*^^*)