最近子どもたちが好きな大型絵本の
はらぺこあおむしがあります。
途中の歌も体を揺らしながら
一緒に歌います。たくさんおいしい物を食べた
あおむしは最後鮮やかな美しい蝶々になります。
子どもたちも声を出し「わぁ!きれい!」
「ちょうちょ~!」と指を差し大喜びです。
この蝶々を子どもたち作らせたい!という思いで
3月の製作は春を先取り蝶々作りに決定しました
きれいな蝶々の表現方法としてデカルコマニー
をすることにしました。
デカルコマニーとは、画用紙に絵の具をポンポンと置き、紙を半分に折って開くと、左右対称の美しい模様が現れる技法のとこです。
まず初めに、はらぺこあおむしの大型絵本を
読み聞かせをし蝶々のイメージが膨らむように子どもたちと絵を見て観察をしました。
紙皿の上に5種(赤・青・黄・緑・ピンク)を置き好きな色を組み合わせもらいました。
また、今回は筆などではなく手や指先を使い
絵の具の感触を味わいながら白画用紙に塗っていきます。子どもたちもは自由な表現方法で塗りつぶすように塗ったり、指先だけを使いドット柄にしたり、好きな色をだけを使ったりしていました。
画用紙を合わせ反対側に同じような柄ができたり、色と色が合わさり鮮やかさが増したりと予想できないわくわく感と、形態の分からない左右対称画の完成に子どもたちも大喜びでした。
5種の色を使い、同じ材料でも同じ作品がなくひとりひとりの個性が出ていました。
これはどこかなこれであっているかな?とのびのびと
製作に取り組めるため、子どもたちも楽しそうにしていました。すべての蝶々が鮮やかで素敵な作品になりました。