早いもので今年ももうすぐ終わりですね。進級当初小さかったひよこ組さんも、すくすく成長してどんどん大きくなってきましたよ。足腰もしっかりしてきて活発さが増している今日この頃です。
園庭で遊んでいる時、滑り台の階段を登る姿をよく見かけるようになってきました。繰り返し楽しそうに登っている子どもたちを見ながら
「うーん、何かこのブームが広がることないかなー」と日々考えていると・・・
ありました!! それは、
✨✨✨園舎内の階段✨✨✨
ということで先日、挑戦してみました。私たちにしてみれば軽々と登れる階段ですが、きっとひよこ組の子どもたちにとっては大冒険だと思います。どんな反応するのかドキドキしながら階段に行ってみると、子どもたちは何のためらいもなく、目をキラキラさせながら登り始めました。一歩一歩ていねいに登る子、一段登っては保育者の顔を見て「登れたよ!」と言わんばかりに嬉しそうな子、後ろを振り返らずにどんどん登っていく子、登り方にも個性が表れててとても面白かったですよ。途中で降りたり登ったりを繰り返しながら一人ひとりのペースで2階を目指します!保育者たちも一緒にハイハイして楽しさを共有しながら登りました!
2階に着くとすぐに熱帯魚がたくさんいる水槽があるのですが、子どもたちはそれを見つけて大興奮!! そんな様子を見て登っている途中のお友だちのスピードが上がります。楽しそうなのが伝わってきたのでしょうね。到着後はみんなで水槽を見たり、2階を探索して大喜びの子どもたちでした!大冒険の達成感をしっかりと味わったことと思います。
今回の経験を通して、子どもたちの持っている力、可能性を信じる大切さを実感しました。例えば、階段は保育者が抱っこで登ると早いけど、自分でやることで様々な事を感じることができることでしょう。これからも子どもたちの「やりたい」という意欲を大事にしていこうと思います。
松本