緑ケ丘保育園の実践ブログblog

    はじめての体験   牛の出産🐂

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つい最近、牛の出産を見させていただく機会がありました。😊

孫と一緒に近所を散歩していたら、「○○ちゃん、牛の赤ちゃんが産まれるよ‼

見に来んね~」と隣の牛農家さんが声をかけてくれました。

私たちは全く迷うことなく走って見に行きました。

出産ということで、周りには牛農家さん以外にも何人か待機していて

すぐに産まれてもいいように出産用のエプロン 手袋などを身につけ

準備万端の様子でした。私たちは邪魔にならないようにまた、

牛を刺激しないように少し離れたところからじっと見守りました。

どれくらいか時間が経ち、みんなの緊張感が伝わってきて…

親牛のおしりの辺りから仔牛の鼻先と前足のつま先が見え始めたとき、

なぜか私も緊張してしまい、思いっきり孫を抱きしめていました。😅

牛農家さんは手慣れた様子でロープを準備し、仔牛の頭と前足が

しっかり出てきたところで 仔牛に負担がかからないように上手に

ロープをまき、「せーのっ!」のかけ声で2回ほど引っ張ると

あっという間に仔牛が産まれました‼

孫と私は「やったー!すごーい!(^▽^)/」と思わず拍手👏

「よかったですね、無事に産まれて安心しましたね😊」と

牛農家さんに話しかけると、「うん、今回は安産だったばい😊」と

笑顔で答えてくれました。 生まれたばかりの仔牛の身体は

粘膜のようなものに覆われ、ベトベト状態でしたが

親牛が丁寧になめてあげるそうです。

「やっぱり親ですね 牛も人間も親子は親子ですね」と言った私に

「そうたい‼ 牛も人間もよーと変わらん。こぎゃんして

しっかり身体ばなめてやってな、子の面倒ば見るとよ。

おっぱいもいっぱい飲むとええがなぁ~。もう少ししたら

立ち上がるばい😊」とニコニコ笑顔でした。

ちなみに、牛の親子も時期が来たら離ればなれにしないと

いけないらしく、仔牛を別の場所に移した日には寂しいからなのか

2~3日ほど夜通し泣いているそうです😢

はじめて体験した牛の出産は、孫と私に大きな感動を与えてくれました。