「忍者ごっこ」
室内で忍者ごっこをしてから、忍者に興味を持ち始めたひよこさんたち。音を立てないように歩いたり、お友だちに見つからないように移動したり、高いところからジャンプをしたり、忍者になったつもりで動いています。
先日、遊びの中に忍者アイテムを投入してみました。
「忍者みたいでしょ?」
普通のハチマキなのですが、頭に巻いただけでテンションが上がるお友だち。 「ボクもやりたい!」「わたしにもつけて!」と参加者続出。気分はすっかり忍者です。 早速、高所歩きにチャレンジ。普段は「こわいよ〜!」と敬遠しているお友だちも一緒に取り組んでいます。
「忍者になってるんだよ!」
ゆらゆら橋を渡ったあと、自分で決めた高さからジャンプするお友だち。
「忍者とびよ!」
いつもは手すりにつかまって歩くRくんも、手放しで坂道をおりています。
「ころばないぞ!」
何がポテンシャルを引き出しているのでしょうか?ポイントは「なりきりアイテム」です。この時期の子どもたちは、お店屋さんや動物やヒーローになるのが大好きです。そこにアイテムが加わると、気持ちが没入していきます。普段と違う自分になれるということで、ワクワク感が高まるのでしょうね。そして意欲や勇気が湧いてきて、できなかったことができてしまったりするわけです。
ハチマキ姿のひよこさんたちを見て、ももぐみ(1歳児)さんが「何してるの?」と集まってきました。試しにハチマキを巻いてみると、忍者のポーズがちゅうりっぷ(2歳児)さんより様になっていました(笑)。さらに高所を歩こうとするので、担任もハラハラ。
「わたしにもできるわ!」
真似をしたいと思ったのはひよこさんたちの姿がかっこよかったからでしょうね。ももぐみさんに追い越されそうな勢いなので、忍者の修行頑張らないとですね(笑)。
林 信彦