白川保育園の実践ブログblog

「ポットン」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  先日雨が降った日に室内遊びをしました。子ども達は物を入れたり出したりするポットン落としの遊びが大好きなので、穴を開けた手作りの箱とミルク缶に、たくさんのスポンジブロックを用意しました。
するとすぐに興味を示して寄ってきて、一つひとつブロックを持って穴の中にポットンと落としていました。中にポットンと落ちる様子が楽しいのでしょうね〜🎵何度も何度も繰り返し楽しんでいました。

「ポットン!」

  たくさん入れると今後は箱の中のブロックをのぞき込み、出し始めます。一個一個出す子どももいれば、箱や缶を抱えて逆さまにして振って穴から落とし始める子ども達もいましたよ。どうしたらうまくいくのかをちゃんと子ども達なりに考えて行動しているのに感心しました(^o^)

「出るかな?出るかな?」

  生後9〜10ヶ月頃になると、指先の機能が発達し、親指と人さし指で小さな物をつまめるようになります。一歳を過ぎた子ども達も日々の生活の中でいろんな物を持ったり、つかんだりしています。上手に出来ることとまだまだうまくいかないこともあります。この時期はつまむ・つかむ・離す・拾う・引っぱる・叩くなどの行為を遊びの中にたくさん取り入れて楽しませると同時にいろいろな物に触れ、硬い・柔らかい、温かい・冷たい、つるつるやざらざらなどの感触や大きさの違い、物の違い、音などいろんな楽しみを味わえる環境を作っています。
  指先をたくさん使うことで、スプーンを持ったりクレヨンを持ったりする力もついてきます。遊びの中では洗濯バサミも遊具として取り入れていますが、以前はポットンと中に入れていた一つの遊具だったのが、今では担任がはさんだ物を引っぱって一個一個はずせるようになりました!力がついてきていることを感じます。これから遊びを繰り返す中で洗濯バサミを力を入れて開いたりすることが出来るようになり、はさめるようにもなっていきます。子ども達にとって楽しい遊びの一つです。

「はずせるよー」

  これからも身近な物を使ったりしながら、そして子ども達の発達に合わせて、遊具を手作りでも用意して楽しみながら指先の力がつくようにしていきたいと思います。そして、これからの梅雨期もいろんな遊びで楽しく過ごしていきます🎶