白川保育園の実践ブログblog

「シール貼り遊び」1歳児もも組アンパンマンチーム

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

 

  前回のブログで、遊びの中で楽しみながら指先の力がつくように意識していることを書きましたが、先日初めてのシール貼りに挑戦しました。
大きめのダンボールと貼りやすいように大きめのシールを用意して子ども達に見せると「これなに?」といった表情ですぐに寄ってきました。子ども達の目の前で台紙からシールを一枚はぎダンボールにペタッと貼ると、またまた「わぁー⁉︎」という表情に。もう一つペタッと貼ると身を乗り出してきました‼︎子ども達の興味が膨れ上がったのを感じましたので一人ひとりにシールを渡し、いよいよ貼り始めました。
台紙からシールを剥がすことが難しいので、まず一つづつ剥がして子ども達の指先に持たせると……くっついてうまくダンボールに貼ることができません。一緒に手を添えながらダンボールにペタッとできると、貼れたことが嬉しかったのでしょう、「できたね〜」と言葉をかけるとニッコリしていました♡
一つ貼れると次々と貼りたくて、次のシールをはいでもらうのを催促します。自分の親指と人差し指をしきりに動かし、指先のシールと格闘しながら、ぐしゃぐしゃになりながらも自分の力で貼れると、少しづつ要領がつかめてきました。

「うまくいかないなー」
シールを持つのもうまくなってきて貼るのもスムーズになっていきました。シールを台紙から剥がすこともだんだん上手になっていく子どももいましたよ。

「くっついた!」

  いろんな遊びに飽きるのも早い子ども達ですが、シール貼りは出来ていく喜びがすごく感じられたのでしょう、みんな真剣な表情で長く集中していました。指先への力の集中をすごく感じました!

「トンネルくぐったよ!」

  「じょうずだね。」「すごいね。」等褒めることでやる気も増えてきます。シールがなくなるとまだしたくて「ちょうだい!」と催促してたくさんたくさん貼る様子も見られましたよ。
経験することでどんどん上手になっていきますので、これからも遊びの中に取り入れていきたいと思います。
みんなでシールを貼ったダンボールは早速トンネルにして遊びに使いました。自分達で作った物(したこと)を遊具に使うと愛着もあってか、いつも以上に笑顔がたくさん見られた気がします。これからも子ども達が楽しみながら経験できることを取り入れていきたいと思います。