白川保育園の実践ブログblog

「寒天あそび」1歳児もも組アンパンマンチーム

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

 

  先日、寒天の冷たさや感触を楽しんでほしいと赤と白の二色の寒天を作って、寒天あそびをしました。(寒天はべたべたしないように味は付けず、直前まで冷やしておきました。)
子ども達の目の前で寒天を切り分けてカップに入れると、みんな「それはなに?」といった表情でじっと見入っていました。「これは寒天って言うんだよ。触ってごらん」と言って一人ひとりにカップを渡すと、すぐに手に持ってみたり、恐る恐る手をのばしたり、じっと持ったままだったりとーー子ども達の反応は様々でした。

「これなんだろう⁇」

  子ども達が少しづつ寒天を触り始めたので「つめたいねー」「ツルツルするー」と言葉をかけると、Mくんはほっぺに寒天をくっつけて「つめたーい‼︎」と言いました。それを見て他の子ども達も同じように真似をしてほっぺにくっつけては「つめたいね!」と言っていましたよ。

「つめたいよー!きもちいい♡」

  少しづつ寒天に慣れてくると、今度は寒天が何なのか…気になってきた子ども達。少し口に入れてみたりする子ども達もいました。「これ食べられるんだよ!」と担任も少しかじって見せると「えー!食べていいの⁉︎」といった表情で真似をしてかじったものの、何も味がしないので…それからは口にはしませんでした(笑)

  今度は寒天をちぎって見せると、子ども達も同じようにちぎり始めました。ちぎるのが面白くなってきて子ども達の興味も広がってきたのでしょう〜たくさんちぎった寒天をタライに入れて、水も入れ始めました。水を入れるとその中で寒天が回り始めキラキラして綺麗です。すると「さかな!」と一人の子どもが口にして言ったので「そうだねーおさかなみたいだね〜」と言葉を返すと、周りの子ども達も一斉にのぞき込んでいました。子ども達の発想力や想像力に驚かされました。

「ちぎるのもおもしろいね〜」

「お水も入れてみようっと!」

  おそらく子ども達にとって初めて見たり触った寒天。最初はなかなか触わろうとしなかった子ども達も後ではぐしゃぐしゃにして楽しむことができました。ちぎることは指先の力を使うことになりますし、ぐしゃぐしゃにすることも楽しい経験です。何よりも子ども達の興味が広がっていったことが良かったです🎵
水に浸かった寒天をカップですくって、金魚すくいごっこもできましたよ。
色々な遊びへと展開できましたので…今度は味をつけてみんなで美味しく食べてみようかな〜と思います(^。^)
夏ならではの遊びをこれからも色々用意して、子ども達の笑顔をたくさん引き出していきたいと思います。