白川保育園の実践ブログblog

「でたよ〜!」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  もも組では、月齢や発達段階をみながら少しづつトイレトレーニングを始めてきましたが、今では全員がチャレンジ中です‼︎
最初は『トイレに座ることに慣れる』から始めたトレーニング。なかなか出ることもなく、座るだけでおしまいでした。続ける中偶然にタイミングが合ってトイレで排尿してびっくりしていた子ども達。それを褒めることで、少しづつ自信をつけたり、喜びに変わっていきました。そうなると子ども達は自分から行きたがるようになり、「トイレに行こうか〜」と言葉をかけると、さっと自分のカゴからパンツやオムツを一枚取って、「おにいちゃんパンツ・おねえちゃんパンツ♡」と言いながら張り切ってトイレに向かっています🎵(担任が付き添うので…数人づつ誘っています。)

「トイレにいってくるね〜(^。^)」

  中には、遊びを止めたくなくて「いかない」と首を横に振る時もありますので…また後で誘ったりと、子ども達が行きたいタイミングやその時の状況に合わせて、無理なく進めるようにしています。
  トイレに向かうと、自分達でパンツをトイレ横のベンチに置くようになり(後でそこで座って履くので…)ちゃんと並べている様子にほっこりします(*^^*)

「ここにおくね!」

  トイレのスリッパを履くことも、最初は脱げそうだったりと難しそうでしたが、丁寧に繰り返すことで自分達から履く習慣に変わりました。
先日、トイレが終わってMちゃんが後ろ向きになってスリッパを揃えて脱いでいました‼︎何も言わなかったのに自らスリッパを揃えている様子にびっくり‼️「Mちゃんスリッパ上手に置けたね。すごいね〜!」と褒めましたよ。きっと担任が常に後ろ向きに揃えて並べていたことで、まわりのスリッパに合わせて置くことが自然に出来たのだと思います。環境を整えておくことの大切さをMちゃんから改めて学びました。それと同時に子ども達の可能性や成長する力にも感動した瞬間でした♡

  まだまだ個人差はありますが、パンツに失敗した時も「でたー」と言葉で知らせてくれるようにもなり、それと同時にパンツ・オムツ・ズボンの着脱も自分達で出来る所までしようとする姿もたくさん見られます。出来ることが増えていくことが、また自信になっていくのですよね〜。
午睡から起きると自分達からトイレに向かう姿もあり、自然に習慣になってきたことを嬉しく思います。
これから寒くなってきますので、トイレの間隔が短くなったりして失敗も増えてくるかもしれません。「失敗してもいいんだよ~」と長~い目で見守りながら、子ども達が楽しい気持ちで進められるように配慮していきたいと思っています。これからの成長も楽しみです♡

田中 弥生